武蔵野の100万年史

  • 玉川上水小平鷹の台
  • 山崎 晴雄(首都大学東京名誉教授)
講師詳細

 武蔵野は東京の西に広がる台地で,多摩川によって作られたものです。この台地の上には過去数十万年の間のさまざまな時期に形成された地形面(河川によって作られた平坦面)が残されています。これらを詳しく調べていくと、関東地域の地殻変動や活断層の存在、あるいは過去の氷河期における,現在とは全く異なる激しい環境変化の様子が浮かび上がってきます。また、関東平野における武蔵野台地の存在が、徳川家康の関東移封以降の江戸とそれに続く東京の大発展を導いてきました。この台地が無かったら,今日の世界的な大都市東京は存在していなかったかも知れません。
 今回の講演では武蔵野台地の地形・地質の特徴を解説しながら,過去の地球環境の変化や江戸・東京の発展の理由と歴史をひもといていきます。 (講師・記)

この講座は終了しました
日程
2019/8/3
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,888円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

山崎 晴雄(ヤマザキ ハルオ)
1951年東京都調布市生まれ。東京都立大学大学院理学研究科修士課程地理学専攻修了。理学博士。専門は地震地質学、第四紀学、地形学。1976~93年通産省工業技術院地質調査所において全国の活断層を調査。93~2016年東京都立大学理学部地理学科(現首都大学東京)。2016年4月~首都大学東京名誉教授。地層に記された過去の地震、地殻変動や古環境の記録から、将来の環境変化を予測する研究を行って来た。政府の地震調査委員会委員、原子力安全委員会専門委員、総合資源エネルギー調査会臨時委員等を歴任。日本地質学会関東支部長。