福島第一原発の現在・廃棄物 シリーズ3.11

  • 木野 龍逸(フリージャーナリスト)
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 2011年3月11日から9年が経とうとしています。でも、政府が出した原子力緊急事態宣言は今でもそのまま続いていて、福島第一原発の事故が終わっていないことを示しています。放射線量は事故直後に比べれば下がっているものの、福島第一原発では高線量下の作業も多数、残っています。大量にまき散らされた放射性物質を消滅することは不可能で、東日本に散在する放射性廃棄物の最終的な処分方法は決まっていません。出口が見えない問題が山積みになったまま、政府は避難指示の解除を進め、2020年夏の東京五輪の開催で区切りを付けようとしているかのようです。
 9年近く続けてきた原発事故取材から垣間見える原発事故の今を、放射性廃棄物の現状を中心に考えたいと思います。(講師記)

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日程
2020/1/25
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

木野 龍逸(キノ リュウイチ)
1966年生まれ。千葉県出身。編集プロダクションを経て、オーストラリアの現地邦人向けフリーペーパーや、帰国後はアウトドア雑誌などの編集者として活動。95年頃からフリーランスのライターとして自動車にまつわる環境・エネルギー問題を中心に国内外で取材を続ける。福島第一原発の事故後、3月中旬から友人の故日隅一雄弁護士と共に東京電力の記者会見に出席。以来、福島第一原発事故の周辺取材を継続中。著書にプリウスの開発経緯を追った「ハイブリッド」(文春新書)、原発事故の検証を試みた「検証 福島原発事故・記者会見〜東電・政府は何を隠したのか」(日隅一雄氏との共著)、「同・記者会見2〜収束の虚妄」、「同・記者会見3〜欺瞞の連鎖」(いずれも岩波書店)。