世紀転換期の「新しい芸術」 パリからウィーンへ

  • 隠岐 由紀子(美術史家)
講師詳細

 4月に東京でモロー展、クリムト展、ウィーン世紀末展が競うように開かれるまたとないチャンスが巡ってきます。
 永遠の謎を問いかけるような象徴派の画面の数々。その味わい方を少し深めるために、ジャポニスムと「新しい芸術(アール・ヌーヴォー)」をキーワードに、フランスの世紀末がウィーンに伝搬し独自の展開をとげる流れを解説します。   (講師・記)

※図はグスタフ・クリムト「法学」(ウィーン大学講堂天井画)

第1回 4月25日 モダニズムと印象派
第2回 5月23日 象徴派とは何かーモロー、ルドン、薔薇十字展
第3回 6月27日 1900年のパリ万博 ―グランプリをとるクリムト、貞奴の活躍

お申し込み
日程
2019/4/25, 5/23, 6/27
曜日・時間
第4週 木曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,720円 一般 11,664円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

隠岐 由紀子(オキ ユキコ)
美術史家。東京大学人文系大学院にて高階秀爾氏の下で西洋美術史を学ぶ。青山学院女子短期大学、成蹊大学、明治学院大学、神田外語大学、東京家政大学、武蔵野美術大学、女子美術大学、一橋大学などで西洋美術史の教鞭をとる。定年退官するまで帝京平成大学准教授。フランス19世紀美術史、中でもギュスターヴ・モロー(1826〜1898)を中心とする世紀末象徴派ならびにジャポニスムについて研究している。著書に「フランス物語」上下巻(世界文化社)、「モロー」(アサヒグラフ美術特集西洋編17)、「コロー」(講談社アール・ヴィヴァン)、訳書にジュヌヴィエーヴ・ラカンブル著「ギュスターヴ・モロー 夢を編む画家」(翻訳監修補遺、創元社知の発見叢書)、エドモン・ド・ゴンクール著「歌麿」(平凡社東洋文庫)、ソフィー・モヌレ著「ルノワール」(中央公論社)など。