対談 どこまでも行こう

  • 小久保英一郎さん(右)と石川直樹さん(左)
  • ガッシャーブルムⅡ峰
  • アンデス山脈
  • 小久保 英一郎(国立天文台教授)
  • 石川 直樹(写真家)
講師詳細

 冒険とは未知なるものへの好奇心。現物・現場至上主義によって成り立っています。写真や映像ではなく、実物を自分の目でみて、自分の身体で感じること。それには緻密な研究と準備、冷静な判断と行動、そして情熱が必要です。地図に空白がなくなった現代、前人未踏の地を行く冒険や探検は不可能になりつつありますが、わたしたちは心を揺さぶられる何かに向かって旅を続けることはできるでしょう。
 世界をフィールドに表現活動を続ける写真家・石川直樹氏がパキスタン・中国国境に位置する山ガッシャーブルムⅡ峰、理論天文学者の小久保英一郎氏がピスマンタ(アルゼンチン)、ウルムチ(中国)、クイニョン(ベトナム)の旅について、映像を交えて語り合います。

この講座は終了しました
日程
2020/2/16
曜日・時間
日曜 13:30~15:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,740円 一般 4,400円

講師詳細

小久保 英一郎(コクボ エイイチロウ)
国立天文台教授。東京大学大学院博士課程修了。主な研究分野は惑星系形成論。理論とシミュレーションで惑星系形成の素過程を明らかにし、多様な惑星系の起源を描き出すことを目指す。著書に『一億個の地球』(共著・岩波書店)、『宇宙と生命の起源―ビッグバンから人類誕生まで』、『宇宙と生命の起源2-素粒子から細胞へ』(共編著・岩波ジュニア新書)、『宇宙の地図』(共著・朝日新聞出版)などがある。趣味はスクーバダイビング、文化財探訪(特に古代遺跡・寺社・祭)など。

石川 直樹(イシカワ ナオキ)
1977年東京生まれ。写真家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2008年『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞。2011年『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。2020年『EVEREST』(CCCメディアハウス)、『まれびと』(小学館)により日本写真協会賞作家賞を受賞した。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。2020年には『たくさんのふしぎ/アラスカで一番高い山』(福音館書店)、『増補版 富士山にのぼる』(アリス館)を出版し、写真絵本の制作にも力を入れている。