古典文学にみる病い

  • 浅見 和彦(成蹊大学名誉教授)
講師詳細

 人間は疫疾と長い間、戦って来ました。平安時代も幾度ともなく疫癘に悩まされた。栄花物語には病痾に苦しむ人々の様子が描かれています。しかし人々は伝染の様相を知っていたし、免疫の知識も持っていました。また薬餌療法も行っていました。天然痘に罹った女流歌人もいます。清少納言は歯痛で苦しむ女性を可愛いと評します。
 人々は病気とどう向き合ってきたのか?古典作品を「病い」から読んで行きます。(講師・記)


お申し込み
日程
2020/10/29
曜日・時間
木曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
持ち物など
<テキスト>コピーを使います。
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

浅見 和彦(アサミ カズヒコ)
1947年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。成蹊大学名誉教授。専門は日本古典文学、地域文化論、環境日本学。主編著に『日本古典文学・旅百景』(NHK出版)、『方丈記』(ちくま学芸文庫、2011年)、『東国文学史序説』(岩波書店、2012年)、『発心集』(共著・角川ソフィア文庫、2014年)、『失われた日本の景観-「まほろばの国」の終焉』(共著・緑風出版、2015年)、『鴨長明と方丈記-波乱の生涯を追う』(NHK出版、2016年)、 『日本文学気まま旅‐その先の小さな名所へ』(三省堂、2018)など多数。昨年はNHKラジオで「古典講読」を担当。