フォッサマグナの謎に挑む

  • 糸静線新倉にて
  • 藤岡換太郎
  • 藤岡 換太郎(神奈川大学講師)
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日本列島を東西に分断する巨大な地溝、フォッサマグナはドイツの若いお雇い教師であったナウマンによって発見されました。彼は嵐の夜、八ヶ岳の麓の平沢という集落で1泊した翌朝に、南アルプス方面の地形を眺めてその不思議さに天啓を得たのです。その後、140年たった今でもフォッサマグナとは一体何なのかについては、専門家の間でも必ずしも決着がついていません。
フォッサマグナは日本列島が現在のような姿になる過程で生まれたもので、日本列島の成り立ちを考える上では欠かせない重要な構造です。未だに謎の多いこの地形の発見のいきさつ、その範囲、どのような地層からできているのか、その成り立ちについて独自のモデルを用いて解説します。(講師・記)

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日程
2019/6/29
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,888円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

藤岡 換太郎(フジオカ カンタロウ)
1946年京都市生まれ。東京大学理学系大学院修士課程修了。理学博士(東京大学)。専門は地球科学。東京大学海洋研究所助手、海洋科学技術センター深海研究部研究主幹、グローバル・オーシャン・ディベロップメント観測研究部部長、海洋研究開発機構特任上席研究員などを歴任。現在は神奈川大学や放送大学で非常勤講師。潜水調査船「しんかい6500」に51回乗船。三大洋人類初潜航を達成。海底地形名委員会での功績から2012年海上保安庁長官表彰を受ける。著書に『深海底の科学』(NHKブックス)『海はどうしてできたのか』『山はどうしてできるのか』『川はどうしてできるのか』『フォッサマグナ』『三つの石で地球がわかる』(いずれも講談社ブルーバックス)『海がわかる57の話』(誠文堂新光社)『相模湾 深海の八景―知られざる世界を探る』『日本海の拡大と伊豆弧の衝突(共著)』(いずれも有隣堂)『深海底の地球科学』(朝倉書店)など多数。