くずし字で読む江戸の版本 てらこやの教科書『名所女江戸方角』

  • 『名所女江戸方角』(講師所蔵)
  • 菅野 俊輔(歴史家・江戸文化研究家)
講師詳細

 皆さま、こんにちは! 本講座では、江戸時代のくずし字で書かれた出版物〈版本〉を読み、江戸時代の人々の生活や文化にも触れていきます。
 初学期3回は、江戸の手習塾〈てらこや〉の教科書として18世紀後半に出版され、ロング&ベストセラーとなった『名所女江戸方角』を読みながら〈江戸かな〉の基礎を学びます。『名所女江戸方角』は「い・ろ・は・・・」など読み書きの基礎的な学習を終えた次の段階の女子用教科書でした。本文は、現在と同じ、漢字かな混じり文で、江戸城の四方八角、すなわち12方角にある名所を順次紹介する構成となっています。まずは、江戸城の和田倉・八代洲河岸より「卯=東」の方角の名所を五・七調で紹介します。モットーは「ゆっくりと、ていねいに、しっかりと」。江戸の子どもたちの気分で、学習いたしましょう! (講師・記)

この講座は終了しました
日程
2021/1/19, 2/16, 3/16
曜日・時間
第3週 火曜 15:30~17:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

菅野 俊輔(カンノ シュンスケ)
1948 年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校、毎日文化センター、読売・日本テレビ文化センター、小津文化教室での古文書解読講座の講師を務める。講演、テレビ出演、時代考証、著述など幅広く活動。『古地図と名所図会で味わう江戸の落語』『図説 世界を驚かせた頭のいい江戸のエコ生活』『江戸の長者番付』(ともに青春出版社)、『江戸っ子が惚 れた忠臣蔵』(小学館)、『書いておぼえる江戸のくずし字いろは入門』(柏書房)、『大江戸「古地図」大全』『江戸大古地図』『江戸城 天下普請の謎』『ビジュアル版 江戸・東京1000 年地図帳』『江戸の事件簿』『江戸「古地図」探訪』(いずれも宝島社)など編著書、監修書多数。近著に、『江戸・戦国のくずし字 古文書入門』 (扶桑社新書)。