2022年の日本考古学
  • 教室開催

  • 木下 正史(東京学芸大学名誉教授)
講師詳細

 今年は高松塚古墳で壁画が発見されて50年。記念講演会が数多く開催された。高松塚古墳は世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原」の要となる資産である。登録準備の過程でその価値が改めて明確にされてきている。福岡県西の城古墳では、九州で初めて双方中円墳が発見された。仁徳天皇陵古墳では外堤で礫敷と円筒埴輪列が発見され、仁徳陵の実像の解明が進展した。奈良県宮古平古墳では完形の太鼓形埴輪が発見された。飛鳥京跡苑池では北池からの排水施設が発見され、中国・朝鮮諸国の苑池の影響を受けつつも、独自の特徴をもつ苑池であることが明らかになった。京都府栢ノ木遺跡では奈良時代中期の塔跡が発見され、右大臣橘諸兄建立の井手寺の実像の解明が進んだ。これらの新成果を取り上げ、それらが語る古代史上の意義について考えてみたい(講師記)。

*同日に同講師による、「邪馬台国への国々をたどる」講座(10:00~12:00)があります。

お申し込み
日程
2022/12/10
曜日・時間
土曜 13:00~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
教材費(税込)
教材費 110円
設備費(税込)
165円
持ち物など
・当日、教室にて資料を配布いたします。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

木下 正史(キノシタ マサシ)
1941年東京都生まれ。東京教育大学卒業。同大学院修士課程修了。日本考古学専攻。奈良国立文化財研究所、東京学芸大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。主な著書に『古代日本を発掘する―飛鳥藤原の都―』『飛鳥・藤原の都を掘る』『藤原京』など。