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アルルの街と教会を歩く
- 教室開催
- 池田 健二(美術史家)
古代と中世に輝きを見せたプロヴァンスの古都アルル。古代ローマの植民市として建設された都市は、帝政の末期まで、属州の政治と文化の中心地として繁栄しました。旧市街に残る円形闘技場や劇場、大浴場などに当時の面影をしのぶことができます。中世のアルルはしばらく異民族の侵略にさらされますが、11、12世紀になると宗教都市として、またサンティヤゴ巡礼の起点として復興します。サン・トロフィーム大聖堂やアリスカンの墓地が、その時代の栄華を証明しています。講座では、今年9月にアルルを取材した講師が、撮影したばかりの映像でアルルの古代と中世を巡り歩き、その魅力を紹介します。 (講師・記)
- 日程
- 2022/12/16
- 曜日・時間
- 金曜 10:30~12:15
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 3,300円 一般 4,400円
- 設備費(税込)
- 165円
- 持ち物など
- ・当日、教室にて資料を配布いたします。
- その他
- ・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
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講師詳細
- 池田 健二(イケダ ケンジ)
- 1953年広島県尾道市生まれ。上智大学文学部史学科卒。同大学大学院博士課程修了。 専攻はフランス中世史、中世美術史。91年より毎年『ロマネスクの旅』を企画し全ヨーロッパのロマネスク教会を詳細に調査する。上智大学や茨城キリスト教大学などで長年にわたり歴史や美術史を講義する。訳書に『ヨーロッパ中世社会史事典』(藤原書店)、共訳書に『中世の身体』『中世とは何か』『ヨーロッパの中世-芸術と社会』(藤原書店)、『ロマネスクの図像学』『ゴシックの図像学』(国書刊行会)、著書に『フランス・ロマネスクへの旅』『イタリア・ロマネスクへの旅』『スペイン・ロマネスクへの旅』(中公新書)。