恐竜学の現在と近未来 「恐竜ルネッサンス」から50年

  • (C)宮村彩子
  • 真鍋 真(国立科学博物館標本資料センター・センター長)
講師詳細

 恐竜は恒温動物だった(恐竜温血説)、恐竜の一部は絶滅せずに鳥類に進化していた(鳥類の恐竜起源説)は、現在では常識化していますが、このことに気がつかせてくれたのは、ちょうど50年前の1969年に命名された1種類の恐竜デイノニクスだったと言われています。新しい恐竜像が広がったことから、1970年代は「恐竜ルネッサンス」期と呼ばれています。1993年に公開された映画「ジュラシックパーク」のデイノニクスはウロコでしたが、1996年に「羽毛恐竜」が発見されるようになり、現在では、デイノニクスのような鳥類に近縁な恐竜には羽毛が生えていて、翼をもったものがいたことがわかっています。「恐竜博2019」で、私たちの恐竜の理解がこの50年間でどのように進歩したのかを振り返り、恐竜学の現在と近未来を展望してみましょう。(講師記)





この講座は終了しました
日程
2019/6/30
曜日・時間
日曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,888円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

真鍋 真(マナベ マコト)
横浜国立大学教育学部卒業、米イェール大学理学部修士課程修了、英ブリストル大学理学部博士課程修了。博士(理学)。1994年、国立科学博物館地学研究部・研究官、2016年より、国立科学博物館標本資料センターと分子生物多様性研究資料センターのセンター長。研究テーマは「恐竜など中生代の化石から読み解く爬虫類、鳥類の進化」。カナダ・ロイヤル・ティレル古生物学博物館、山階鳥類研究所などの客員研究員も歴任。