ニーチェはこう言った 没後120年

  • 梅田 孝太(上智大学講師)
講師詳細

  「私は人間ではない。私はダイナマイトだ」―十九世紀後半を生きた、闘う哲学者ニーチェ(1844-1900)。その言葉は二十世紀の思想や文学に甚大な影響を与え、没後120年が経ってなお、新たなインパクトを生み出し続けています。キリスト教や従来の西洋思想に対する苛烈な批判の果てに、ニーチェは一体何を勝ち取ろうとしていたのでしょうか。
 この講座では、「生」・「アイデンティティ」・「他者」をキーワードに、ニーチェ思想の核心に迫ります。また、彼の思考空間が、思想史上どのような由来をもち、二十世紀以降いかなる議論の磁場を生み出していったのかを探ります。
 皆様には、ニーチェとともに、哲学的な問いについて考える楽しみを感じていただきたいと思っています。哲学をこれから学びたいという方や、ニーチェを読むのははじめてという方も含めて、ニーチェに興味をお持ちのすべての方を対象に、ニーチェ哲学の中心問題についての理解と、それを震源とする近現代の西洋哲学史を俯瞰する視野の獲得を目指します。ニーチェ思想の尽きることのない豊かさと謎めいた魅力を、ぜひ感じてみませんか。(講師・記)

第一回 生をいかに肯定するか―ニーチェから現代フランス思想へ
第二回 わたしらしさのありかとは―自由と必然の両立 
第三回 他者といかに向き合うか―不平等の肯定

お申し込み

注意事項

※補講日が決まりました。7/16、8/20、9/17(木)に行ないます。
※新型コロナウイルスの影響で、6/18も休講します。
※新型コロナウイルスの影響拡大に伴い、5/21も休講になりました。補講日は未定です。(2021.1/2は調整中の為、仮日程です) 4/23記
※新型コロナウイルスの影響拡大に伴い、4/16は休講になりました。補講日は未定です。(2021.1/1は調整中の為、仮日程です) 4/1記

日程
2020/7/16, 8/20, 9/17
曜日・時間
木曜 19:00~20:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

梅田 孝太(ウメダ コウタ)
1980年生まれ。上智大学大学院哲学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(哲学)。現在、上智大学講師。専門は近現代ドイツ哲学・倫理学。著書に『デリダと死刑を考える』(共著、白水社、2018年)、論文「ショーペンハウアーの良心論」(『ショーペンハウアー研究』、2016年)、訳書にユルゲン・トラバント『人文主義の言語思想―フンボルトの伝統』(共訳、岩波書店、2020年)などがある。