文章で表現する技術 「第三の新人」たちの文体と個性
  • 教室・オンライン同時開催

  • 加藤 宗哉(元「三田文学」編集長)
講師詳細

 文芸誌「三田文学」の編集長は、かつて慶應義塾大学文学部の講座「文章と表現」も受けもっていました。〝新しい書き手の発掘と育成〞が、初代編集長・永井荷風以来の使命であったからです。そこからは多くの作家が誕生しましたが、その授業をいま、再現したいと思います。〝新しい書き手〞に年齢は関係がありません。―文章のプロたちがどんな〝暗黙の了解事項〞のもとに作品を書いてきたか、その技術について具体的にお伝えしたいと思います。 (講師・記)

2023年4月期(4~6月)のテーマ
■〝第三の新人〞たちの文体と個性
 安岡章太郎、吉行淳之介、小島信夫、庄野潤三、遠藤周作など〝第三の新人〞と言われた作家たちの文体と個性について、小説やエッセイの文章から考えます。ひとつの時代を築いた彼らが、どんな魅力を持ち合わせていたのか――書くうえで参考にしたい感性と技術と言えます。
 なお、講座の資料(作家たちの文章)は、毎回、コピーで配布します。オンラインの方へはデータをお送りします。

※講義が中心ですが、第2回目(5月12日)では「60字作品を書く」を行ないます。事前に作品(テーマ:翼)をメールで提出(締切/5月8日)、推敲のうえ完成させたものに対して、全員で感想を述べあいます。テーマや連絡方法など、詳細については4月の講座内でお知らせします。

〈ご案内事項〉
・本講座は、教室でも、オンラインセミナーアプリ「Zoom」ミーティングを使ったオンラインでも、受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。パソコンやタブレット、スマートフォンでも配信を見ることができます。
・オンラインでご参加の受講者のお名前や映像・音声はクラス内で共有されます。予めご了承ください。
・本講座はアーカイブ動画の配信はございません。
・配布資料がある場合はメールでご案内いたします。郵送はしておりません。
・開講日の前日夜までにメールアドレス登録のある受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。弊社からのメールが届かない事案が発生しておりますため、モバイルメールアドレス(docomo、au、SoftBank、Y!mobileなど)はなるべく使用しないようお願い申し上げます。メールが届かない場合は asaculonline001@asahiculture.com までお問合せください。
・Zoomのソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。
・ネット環境による切断やその他アプリの障害が起きた場合には、当社は責任を負いかねます。 またやむを得ない事情により実施できなかった場合は、受講料の全額をお返しいたします。
・第三者との講座URLの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への転載、また、講座で配布した教材を受講目的以外で使用することは著作権の侵害になりますので、固くお断りいたします。
・オンライン講座の申し込みはWEB決済のみで承ります(開講3日前まで)。キャンセルは開講日の4日前まで承ります(手数料550円)。キャンセルの場合はasaculonline001@asahiculture.comまでご連絡ください。その後のキャンセルはできませんのであらかじめご了承ください。




 


この講座は終了しました

注意事項

・本講座は、Zoomミーティングを使用した教室でもオンラインでも受講できるハイブリッド講座としておこないます。(講師は教室。開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。メールが届かない場合は、 【asaculonline001@asahiculture.com】 までお問合せください。・ソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。本講座はアーカイブ動画の配信はありません。

日程
2023/4/14, 5/12, 6/9
曜日・時間
第2週 金曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
設備費(税込)
495円
持ち物など
※講義が中心ですが、第2回目(5月12日)では「60字作品を書く」を行ないます。事前に作品(テーマ:翼)をメールで講師宛に提出(締切/5月8日)、推敲のうえ完成させたものに対して、全員で感想を述べあいます。テーマや連絡方法など、詳細については4月の講座内でお知らせします。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

加藤 宗哉(カトウ ムネヤ)
1945年東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。学生時代に遠藤周作編集長の「三田文学」に参加、遠藤に師事。同誌に掲載された小説が「新潮」に転載され、作家活動に入る。1997年より2013年まで「三田文学」編集長。著書に「遠藤周作」(慶応義塾大学出版会)、「遠藤周作おどけと哀しみ」(文芸春秋)、「モーツァルトの妻」(PHP文庫)、「吉行淳之介ー抽象の閃き」(慶応義塾大学出版会)など。