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激動の時代の天皇と皇弟たち 戦争と戦後
- 教室・オンライン同時開催
- 山田 朗(明治大学教授)
昭和戦前期、天皇は日本陸海軍を統帥する「大元帥」でした。また、当時の男性皇族は、必ず軍人として軍務に携わることが義務付けられていました。そのため、昭和天皇の3人の弟も、秩父宮雍仁(やすひと)親王が陸軍、高松宮宣仁(のぶひと)親王が海軍、三笠宮崇仁(たかひと)親王が陸軍の軍人として深く軍務に関わりを持ちました。
本シリーズでは、昭和天皇と3人の皇弟たちが「軍人」として昭和の戦争と政治に、さらには戦後の天皇制改編(象徴天皇制への転換)にどのように関わったのかを、『昭和天皇実録』『昭和天皇拝謁記』『三笠宮崇仁親王伝』『百武三郎日記』など、近年刊行あるいは公開された資料に基づいて、それぞれの人物に焦点をあてて見ていきます。(講師・記)
※2023年4月開講
【7月期】
7月21日:軍人としての秩父宮(1)陸軍軍人として
9月15日:軍人としての秩父宮(2)青年将校運動との関わり
10月13日:軍人としての秩父宮(3)日独伊三国同盟論者
〈来期以降の予定〉
【10月期】
10月:軍人としての高松宮(1)海軍軍人として
11月:軍人としての高松宮(2)大本営参謀
12月:軍人としての高松宮(3)終戦工作と戦後
【1月期】
1月:軍人としての三笠宮(1)陸軍軍人として
2月:軍人としての三笠宮(2)支那派遣軍参謀
3月:軍人としての三笠宮(3)戦後改革と歴史学
◆「戦争の記憶」関連講座の一覧はこちらをご覧ください。
https://www.asahiculture.jp/special/shinjuku/memoryofwar
〈ご案内事項〉
・本講座はオンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンライン講座です。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。受講者側のお名前や映像、音声は配信されません。
・本講座はメール登録のある受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。期間内は受講者は何度でもご視聴いただけます。
・配布資料がある場合はメールでご案内いたします。郵送はしておりません。
・開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。弊社からのメールが届かない事案が発生しておりますため、モバイルメールアドレス(docomo、au、SoftBank、Y!mobileなど)はなるべく使用しないようお願い申し上げます。メールが届かない場合は asaculonline001@asahiculture.com までお問合せください。
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注意事項
※講師都合により、8/18は休講となりました。補講日は10/13です。(2023/9/2記)
・本講座はZoomウェビナーを使用した教室でもオンラインでも受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴リンクと受講のご案内をメールでお知らせいたします。メールが届かない場合は、asaculonline001@asahiculture.com までお問合せください。
・ソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。
- 日程
- 2023/7/21, 9/15, 10/13
- 曜日・時間
- 金曜 15:30~17:00
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 9,900円
- 設備費(税込)
- 495円
- その他
- ・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
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講師詳細
- 山田 朗(ヤマダ アキラ)
- 1956年大阪生まれ。東京都立大学大学院(史学)修了。博士(史学)。東京都立大学助手を経て1999年より明治大学文学部教授。日本近現代史・軍事史を専攻。
単著に『大元帥・昭和天皇』(新日本出版社)、『軍備拡張の近代史』(吉川弘文館)、『昭和天皇の軍事思想と戦略』(校倉書房)、『日本は過去とどう向き合ってきたか』(高文研)、『兵士たちの戦場』(岩波書店)、『昭和天皇の戦争』(岩波書店)、『日本の戦争Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』(新日本出版社)など、編著に『ものから見る日本史 戦争Ⅱ 近代戦争の兵器と思想動員』(青木書店)、『戦争と現代3 近代日本の戦争をどう見るか』(大月書店)、『登戸研究所から考える戦争と平和』(芙蓉書房出版)、などがある。