魂のヴァイオリニスト・川畠成道 クロイツェル・ソナタ

  • 川畠成道さん
  • 須関裕子さん
  • 中野雄さん
  • 川畠 成道(ヴァイオリニスト)
  • 須関 裕子(ピアニスト)
  • 中野 雄(音楽プロデューサー)
全ての講師
講師詳細

 来年は楽聖・ベートーヴェンの生誕250周年という記念の年に当たります。
 彼の遺した10曲のヴァイオリン・ソナタのうち、「傑作の森」と称される壮年期に書かれた名作「第9番・クロイツェル」を中心に、魂のヴァイオリニスト・川畠成道が、名ピアニストの須関裕子と共に白熱の演奏を披露します。
 更にこのお二人が、ベートーヴェンに寄せる「演奏家としての想い」も。(中野講師・記)


お申し込み
日程
2019/12/21
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 4,180円 一般 4,840円

講師詳細

川畠 成道(カワバタ ナリミチ)
1971年、東京生まれ。視覚障害を負った幼少期にヴァイオリンと出会い、音楽の勉強を始める。桐朋学園大学卒業後、英国王立音楽院へ留学。1997年、同院を同院史上2人目となるスペシャル・アーティスト・ステイタスの称号を授与され首席卒業。1998年、東京・サントリーホールにおいて小林研一郎指揮、日本フィルハーモニー交響楽団との共演でデビュー。その後、英国と日本を拠点にソリストとして精力的な活動を展開し、毎年数多くのリサイタルと国内外の主要オーケストラと多数共演を行っている。2004年、英国にてマリア・ジョアン・ピリス、ハインリッヒ・シフ等と共にチャールズ皇太子主催のリサイタルシリーズに邦人アーティストとして唯一人招かれ、英国人ピアニストとのデュオで高い評価を得る。2005年、イタリア・ボローニャ歌劇場にて開催されたボローニャ歌劇場室内合奏団とのヴィヴァルディ「四季」の演奏は、満員の観衆が総立ちとなる喝采を受ける。2006年は、ユベール・スダーン指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の日本ツアーのソリストに起用された他、米国、中国等でリサイタルツアーを開催。2007年、スロヴェニア国立マリボール歌劇場管弦楽団との共演でヴォルフ=フェラーリ作曲「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」を日本初演、また同楽団のスロヴェニア公演でもソリストを務める。2011年には、欧州最高のオーケストラのひとつであるキエフ国立フィルハーモニー交響楽団の日本ツアーのソリストとして成功を収め、2013年にも再び共演するなど、着実な歩みを進めている。
CDは、1999年リリースのファーストアルバム「歌の翼に」、セカンドアルバム「アヴェ・マリア」(ビクターエンタテインメント)が20万枚の記録的大ヒットとなり各地で売り切れ公演が続出、大きな話題を集めて以来、2018年のデビュー20周年記念アルバム「J.S.BACH 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV1001-1006」まで15枚をリリースしている。尚、デビュー10周年記念CD「ザ・ベスト」と11枚目のCD「川畠成道|クライスラーを弾く」、13枚目の「無伴奏の世界|川畠成道」は、レコード芸術誌で特選盤に選ばれている。
「徹子の部屋」、「スタジオパークからこんにちは」などのテレビ番組にも出演。エフエム世田谷「川畠成道のレディオ・ストリングス」では5年間パーソナリティーを務めた。弦楽器専門誌 「サラサーテ」における連載は、2007年より継続、好評を得ている。
デビュー当初より音楽活動の傍ら、積極的に国内外でチャリティコンサートを行う。
中学音楽鑑賞教材や高校英語・現代文教科書、高校入試問題やNHKラジオ高校講座「現代文」に映像や文章が使用される等、社会派アーティストとしても多方面に影響を与えている。
文部科学省スペシャルサポート大使。日本弦楽指導者協会関東支部所属。
<川畠成道オフィシャルサイト http://www.kawabatanarimichi.jp>
須関 裕子(スセキ ヒロコ)
桐朋学園大学音楽学部卒業、同研究科を首席修了。16歳で第2回チェルニー=ステファンスカ国際ピアノコンクール優勝。ポーランド各地でリサイタル。第18回園田高弘賞ピアノコンクール第3位。第16回宝塚ベガ音楽コンクール優勝。第3回国際室内楽アカデミー(ドイツ)にてグランプリ。ソリストとして、オーケストラと共演、NHK-FM等に出演。室内楽・アンサンブル奏者として国内外の音楽家からの信望も厚く、堤剛氏をはじめ、多くの演奏家のリサイタルやCD等で共演している。2018年2月、初のソロCD「La Campanella」リリース。桐朋女子高校、同大学非常勤講師(ナンバリズミック)。
中野 雄(ナカノ タケシ)
東京大学法学部卒業。日本開発銀行から、オーディオ・メーカーのケンウッドに移り、レコード事業・音響機器生産担当役員(代表取締役)、ケンウッドU・S・A会長などを歴任、株式のニューヨーク上場を果たす。同社在職中より昭和音楽大学作曲学科、津田塾大学の非常勤講師を務める。NHKラジオ深夜便レギュラー講師。著書に『丸山眞男 音楽の対話』、『ウィーン・フィル 音と響きの秘密』、『モーツァルト 天才の秘密』(文春新書)、『音楽家になるには』(ペリカン社)、『指揮者の役割-ヨーロッパ三大オーケストラ物語』(新潮選書)など。