包摂と排除から見るアメリカ史24講 自己実現を目指して

  • 金井 光太朗(東京外国語大学名誉教授)
講師詳細

 現在のイメージにあるアメリカが登場します。西部、金、カウボーイに自由とロマンを感じる一方、大企業が市場を支配します。20世紀電気とガソリン・エンジンによる大量生産が大衆に快適な消費生活をもたらす一方、巨大組織で失敗があれば損害も甚大です。自由放任を改める。また、自由だけでは大衆全体に豊かさが行き渡りません。福祉が課題です。大衆の収入を増やしローンも使ってほしい商品を買い入れる生活が経済を活性化させました。まず福祉の主要な受益者となり活気ある社会で自由、活発に輝くのは白人男性でしたが、女性や黒人も自らの輝きに努力していました。(講師・記)

〈スケジュール〉
Ⅲ.自己実現を目指して
第1回 幸福のための大量生産:自由放任から政府規制へ
第2回 西部、金、カウボーイ
第3回 フォードの日給5ドル制の衝撃
第4回 女性参政権獲得をこえて
第5回 マーカス・ガーヴェイとハーレム・ルネサンス
第6回 大恐慌とニューディール:「自由主義の終焉」

〈今後のテーマ〉
Ⅳ.システムの問い直し
第1回 ブルーとレッドの転換
第2回 キングとマルコム:アフリカンでアメリカンの尊厳回復
第3回 『フェミニン・ミスティーク』:ジェンダー問題の意識化
第4回 文化戦争:(西洋由来の)普遍的価値と多文化主義
第5回 コスパの経営と新自由主義:『ウォール街』の問いかけ
第6回 ブラック・ライブズ・マター:システミック・レイシズムからの解放

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お申し込み
日程
2021/4/15, 4/29, 5/6, 5/20, 6/3, 6/17
曜日・時間
木曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 19,800円 
設備費(税込)
990円
持ち物など
・当日、プリントを配布します。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

金井 光太朗(カナイ コウタロウ)
1953年生まれ。東京外国語大学名誉教授。専攻はアメリカ政治史。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退、米国ブラウン大学留学。著作『アメリカにおける公共性・革命・国家』(木鐸社)、『アメリカのアイデンティティとナショナリズム』(共著、彩流社)『近代アメリカの公共圏と市民』(共著、東京大学出版会)など。訳書ゴードン・ウッド『ベンジャミン・フランクリン、アメリカ人になる』(共訳、慶應義塾大学出版会)、コリン・ウッダード『11の国のアメリカ史』(共訳、岩波書店)。