20世紀ヨーロッパ史再考

  • 川手 圭一(東京学芸大学教授)
講師詳細

21世紀に入り、20年が経ちました。21世紀が始まるとき、過ぎ去る20世紀を歴史家たちはさまざまに捉え返そうとしました。たとえば、これを「戦争の世紀」と捉えるとき、そこには来る21世紀が平和の時代であってほしいという願いが込められていたと思います。しかし、21世紀が始まってから今日まで、戦争がなくなることはありませんでしたし、グローバル化のなかで経済的格差、環境破壊など20世紀以来の問題は深刻さを増しています。近年では20世紀に幾多の困難を乗り越えて達成したはずの民主主義社会を脅かす動きまで起こり、新型コロナウイルス感染症がこうした危機を加速させています。本講座では、こうした現代的視座から、20世紀とはどのような問題を克服しようとしてきた世紀だったかを、ヨーロッパ現代史を取り上げながら再考します。(講師・記)

この講座は終了しました
日程
2021/4/30, 5/21, 6/18
曜日・時間
金曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
設備費(税込)
495円
その他
・2020年4月期は毎回教室が異なります。
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

川手 圭一(カワテ ケイイチ)
1960年生まれ、青山学院大学大学院博士後期課程単位取得退学。現在、東京学芸大学教授。専門分野はヨーロッパ近現代史、とくにドイツ近現代史。主な著書に(共著)『ヨーロッパ学への招待』(学文社)、(共著)『ヨーロッパ近現代史を読み解く』(伊藤定良/平田雅博編)(ミネルヴァ書房)、(共著)『ヴァイマル共和国の光芒』(田村栄子/星乃治彦編)(昭和堂)、(共著)『帝国・国民・言語』(平田雅博/原聖編)(三元社)などがある。