田辺聖子を読む 時代や人みつめた辛口万華鏡

  • 斎藤 美奈子(文芸評論家)
講師詳細

今年6月6日、91歳で他界された田辺聖子さんは、古典の案内から自立した女性を主人公にした数々の小説まで、多方面にアンテナを張り、つねに時代の最先端を走り続けた作家でした。この講座では、エッセイストとしての側面、評伝作家としての側面、また戦時中を女学生としてすごした体験からくる平和への思いなども加え、作家・田辺聖子の全貌に迫ります。事前の準備は特に必要ありませんが、芥川賞受賞作『感傷旅行(センチメンタルジャーニー)』、代表作とされる乃里子三部作(『言い寄る』『私的生活』『苺をつぶしながら』)などをお読みになってから参加されると、よりお楽しみいただけるでしょう。 (講師・記)

この講座は終了しました
日程
2019/11/16
曜日・時間
土曜 18:00~19:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

斎藤 美奈子(サイトウ ミナコ)
文芸評論家。1956年、新潟市生まれ。成城大学経済学部卒業。児童書等の編集者を経て、1994年に『妊娠小説』(ちくま文庫)でデビュー。朝日新聞書評委員を務めるほか、各紙誌で文芸評論や書評などを執筆する。2002年に『文章読本さん江』(筑摩書房)で第一回小林秀雄賞受賞。他の著書に『紅一点論』(ちくま文庫)、『モダンガール論』(文春文庫)、『戦下のレシピ』(岩波現代文庫)、『ニッポン沈没』(筑摩書房)、『名作うしろ読み』『名作うしろ読みプレミアム』(中公文庫)、『文庫解説ワンダーランド』、『日本の同時代小説』 (岩波新書)など多数。