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北欧のロマネスクを訪ねて
- 教室開催
- 池田 健二(美術史家)
ロマネスクはヨーロッパの大地に根を下ろした芸術です。その土地の建築家が、その土地の風景の中に、その土地の石と技術で、それぞれの教会を建てたからです。また、教会を飾る浮彫はその石に刻まれ、壁画はその土の顔料で描かれたのです。講座では、ヨーロッパの大地を北から南へと移動しながら、そこに根付いたロマネスク芸術を映像で探求し、その個性と美の本質を見極めます。その旅を、ロマネスクと共に生まれた北欧の三国、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンから始めます。 (講師・記)
<スケジュール>※スケジュールは変更になる場合がございます。
1.デンマークからスウェーデンへ
2.スウェーデンからノルウェーへ
- 日程
- 2023/1/20, 2/3
- 曜日・時間
- 金曜 10:30~12:15
- 回数
- 2回
- 受講料(税込)
- 会員 6,600円 一般 8,800円
- 設備費(税込)
- 330円
- 持ち物など
- ・当日、教室にて資料を配布いたします。
- その他
- ・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
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講師詳細
- 池田 健二(イケダ ケンジ)
- 1953年広島県尾道市生まれ。上智大学文学部史学科卒。同大学大学院博士課程修了。 専攻はフランス中世史、中世美術史。91年より毎年『ロマネスクの旅』を企画し全ヨーロッパのロマネスク教会を詳細に調査する。上智大学や茨城キリスト教大学などで長年にわたり歴史や美術史を講義する。訳書に『ヨーロッパ中世社会史事典』(藤原書店)、共訳書に『中世の身体』『中世とは何か』『ヨーロッパの中世-芸術と社会』(藤原書店)、『ロマネスクの図像学』『ゴシックの図像学』(国書刊行会)、著書に『フランス・ロマネスクへの旅』『イタリア・ロマネスクへの旅』『スペイン・ロマネスクへの旅』(中公新書)。