三島事件から五十年 令和のいま、受けとること

  • 與那覇 潤(歴史学者)
講師詳細

 1970年11月25日の三島事件から、今年で半世紀。平成をはさんで令和となったいま、この昭和(ないし戦後)という時代を画した出来事から、どんなメッセージを受けとるべきかを考えます。
 講演者は国文学者ではないので、三島のどの小説に「彼の真意と、決起につながる契機」が含まれていたか、といったアプローチをとることはできません。むしろ事件を同時代に体験した人、また後世になって振り返った人たちが、どのようにそれを意味づけ、歴史上の出来事として「受けとってきたか」に注目することで、今日の私たちにとっての意義を考えてみたいと思います。(講師・記)

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日程
2020/6/5
曜日・時間
金曜 18:30~20:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円

講師詳細

與那覇 潤(ヨナハ ジュン)
2002年東京大学卒業、07年同大学院より博士号(学術)取得。同年から15年まで、公立大学准教授として日本近代史を講じたのち、病気にて離職。近著の『歴史がおわるまえに』(亜紀書房、2019年)や『荒れ野の六十年』(勉誠出版、20年)では三島事件にも言及しつつ、「歴史を学ぶ」ことの意義が現在もまだあるかについて、根底から捉えなおす作業を行っている。