ナチズムとホロコースト

  • 木畑 和子(成城大学名誉教授)
講師詳細

 2019年はヴァイマル憲法公布から100年目。当時最も民主的であったこの憲法をそなえた国家はわずか14年間でナチ独裁体制に取って代わられた。ナチ政権のもとドイツでは、マイノリティに対する差別・迫害が進み、未曽有の規模の戦争のなかでホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)が起こった。またドイツ人も精神病患者・障害者などが断種・不妊手術や「安楽死」殺害の対象とされた。このようなナチ政権を国民はどのように受け入れていたのだろうか。ホロコーストはなぜおこったのだろうかなど、疑問は尽きない。
 こうした問題についてはさまざまな議論がなされてきたが、なかにはナチのプロパガンダなどに起因する誤解も少なくない。本講座では3回にわけ、ナチズム、「安楽死」、ホロコーストをめぐって、論点を選んでお話ししたい。(講師・記)

<スケジュール>
① ナチズムとは何か。ナチス体制の成立
② ナチズムによる差別・迫害。断種・不妊手術と「安楽死」
③ ホロコースト 

お申し込み
日程
2020/2/12, 2/19, 2/26
曜日・時間
水曜 15:30~17:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

木畑 和子(キバタ カズコ)
東京女子大学文理学部卒業。東京大学人文科学研究科博士課程単位修得満期退学。東洋英和女学院大学社会学部を経て、成城大学文芸学部で教鞭をとる。現在成城大学名誉教授。研究テーマはドイツ現代史、特に「第三帝国」史。主な著書に『ユダヤ人児童の亡命と東ドイツへの帰還 キンダートランスポートの群像』ミネルヴァ書房、2015年。『1939年 ドイツ第三帝国と第二次世界大戦』(共著)同文舘、1989年。『医学と戦争』(共著)御茶の水書房、1994年。『ドイツ社会史』(共著)有斐閣、2001年。ヴァルター・ラカー編『ホロコースト大事典』(共訳)柏書房、2003年。