ベートーヴェンからロマン派へ クラシック音楽と政治

  • 乙益 乃衣(ピアニスト・音楽芸術博士)
講師詳細

 啓蒙主義とは、フランス革命の土台ともなった「人間性の解放」を説く思想です。若きベートーヴェンはこれに共感し、それまでの古典的作曲技法に革新を起こしロマン派への架け橋となりました。その後19世紀にはショパンを始め多くの作曲家がナショナリズムに影響され、民族音楽を元にした楽曲を作り、アイデンティティを探りました。
この講座では社会の変化を生き抜いた作曲家達を、ピアノ作品を中心に考えます。(講師・記)

お申し込み
日程
2019/11/4
曜日・時間
月曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

乙益 乃衣(オトマス ノイ)
3歳よりピアノを始める。桐朋女子高音楽科および桐朋学園大学卒業。その後、渡米しマンハッタン音楽院にて奨学金を得て修士課程を修了、その後プロフェッショナル・スタディーズ・サーティフィケートを取得。どちらの過程においてもGPA3.9以上を納め、ディーンズリストに掲載される。
2017年にAFAF’s International Competition ”Golden Era of Romantic music 2017″にて一位。同年、カーネギーホールでの記念コンサートに出演。その他、国内外で様々なコンクールにて受賞多数。
これまでにamfミュージックフェスティヴァル(鰺ヶ沢)、なら国際音楽アカデミー(奈良)、ちちぶ国際音楽祭(秩父)、ユーロミュージックフェスティヴァル(ドイツ・ブッパータール)、マッタイザーサマーアカデミー(ドイツ・バードゾーベルンハイム)、サミットミュージックフェスティヴァル(ニューヨーク)など国内外の音楽祭に参加する。各地で成績優秀者による選抜演奏会に出演。マッタイザーでは演奏会に出演した際、地元紙に「(聴き手を)非日常の世界へといざなうシューマン」と称賛された。
室内楽にも積極的に取り組み、マンハッタン音楽院では学生伴奏ピアニストも務めた。これまでにクイーンズボロ交響楽団(ニューヨーク)の主催する室内楽演奏会シリーズにも多数出演。
2016年末には同オーケストラのコンサートにてベートーヴェンのコラールファンタジーを、また2018年年夏には、ベートーヴェンのコンチェルト第1番をソリストとして演奏した。
レクチャーやアウトリーチなどの活動にも積極的に取り組み、アメリカ、日本をはじめとした各地でプレゼンテーションや研究発表を行う。
これまでにピアノを松本裕子、高橋多佳子、下田幸二、ミヨコ・ロト・ナカヤ、アルバート・ロト、フィリップ・ケーウィン、デボラ・モリアーティの各氏に師事。2019年5月にミシガン州立大学(アメリカ)の博士課程(DMA)を修了。卒業論文は「ウィリアム・ボルコム 現代にラグタイムを受け継ぐ作曲家」。