知って役立つ人体の造りとはたらき やさしい解剖学入門

  • 竹内 修二(元常葉大学健康プロデュース学部長・教授)
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 毎日使っている自分の体の事を、どのくらい知っていますか?  食べ物や飲み物が入って栄養を摂取し、残りかすを排泄するまで、食道や胃や腸はどんな働きをしているのでしょうか。口につながるノド(咽)は鼻ともつながっていて、空気の通り道のノド(喉)と、食べ物の通り道の食道とに分かれます。そのため食べ物は、口を閉じていないと上手く呑み込めません。口を開けたまま飲み込もうとすると、気管に入ってむせてしまいます。誤嚥や、お餅が喉につっかえて窒息した、というのは、食べ物が気道をふさぐからです。
肺は左右2個ありますが、左右で大きさが違います。肺は心臓をはさんで左右にあるのですが、心臓が左に偏って入っているため、左の肺が右より小さいのです。喉元で押して触れられる気管が左右の気管支に分かれますが、右肺が大きいので右気管支の方が左より太く、気管に達した異物は右気管支へと入り右肺の方へと行きやすいのです。
動脈とは心臓から送り出された血液を通す血管で、静脈は心臓に戻される血液を通す血管です。肺から左心房までの肺静脈は、静脈と名のつく血管ですが、肺でガス交換した酸素を多く含んだ血液が流れています。
 ふだんは目に見えない体の中、どんな所でどんな事が行われているのか、身近な例を挙げながら、構造や機能をわかりやすく解説します。

1 4/13 食べ物を消化し、栄養を吸収します-口腔、胃、腸、肝臓などの消化器系
2 5/11 吸って、吐いての舞台裏―鼻、喉、気管、肺などの呼吸器系
3 6/8 ただ流すだけではありません―動脈、静脈、心臓、リンパ管などの循環器系

お申し込み
日程
2019/4/13, 5/11, 6/8
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,720円 一般 11,664円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

竹内 修二(タケウチ シュウジ)
専門は解剖学、自然人類学。東邦大学卒業。東京慈恵会医科大学にて博士号(医学博士)取得。常葉大学健康プロデュース学部学部長を歴任。著書に『好きになる解剖学part1~3』(講談社)、『解剖生理学』(医学教育出版社)、『からだの仕組みと働きの謎』(SBクイエイティブ株式会社)、『人のからだにある‟あな”』(ナツメ社)ほか、監修書に『からだのしくみクイズ全5巻』(合同出版)、『五感のふしぎ絵事典』(PHP研究所)、『DVDで学ぶ人体紀行Vol.1~4』(西東社)、『数字で読み解くからだの不思議』(講談社)ほか。