神社とは何か 神社の多様性の意味とは?

  • 熊野速玉大社
  • 出雲大社
  • 宗像沖ノ島遺跡
  • 新谷 尚紀(国立歴史民俗博物館名誉教授)
講師詳細

 日本の文化を象徴するのが神社です。その日本の神社とは何か、長い神仏習合の歴史の中でも寺院と神社はどこがちがうのか、鳥居は何のためにあるのか、など、素朴な疑問を解いてみましょう。キリスト教の教会はみんなよく似た建築物なのに、日本の神社は、伊勢神宮や出雲大社のように千木と鰹木がある神明造や大社造と呼ばれる神社もあれば、上賀茂神社や下鴨神社などそれがない流造の形の神社の方がむしろたくさんあります。神社の歴史をたどってみると、そのような日本各地の神社の多様性の中に、神社の歴史が刻まれていることがわかります。磐座祭祀から禁足地祭祀へ、そして臨時の社殿の造営へ、常設の社殿へ、という歴史が、宗像沖ノ島の磐座、石上神宮の禁足地、6年ごとの諏訪社の御柱祭、20年ごとの神宮の遷宮、出雲大社の岩根柱、祇園社の寄棟造、厳島神社の寝殿造など、具体的な神社建築の中に示されています。その問題を解き明かしてみましょう。 (講師・記)

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お申し込み
日程
2020/10/23, 11/27, 12/25
曜日・時間
第4週 金曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 
持ち物など
<参考書>新谷尚紀『日本の神社-神社とは何か?-』(仮題)講談社現代新書   
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

新谷 尚紀(シンタニ タカノリ)
1948年広島生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士課程修了。博士(社会学)。専門は日本民俗学。国立歴史民俗博物館教授・國學院大学教授を経て、現在、國學院大学大学院客員教授・国立歴史民俗博物館名誉教授・国立総合研究大学院大学名誉教授。著書に『神々の原像-祭祀の小宇宙-』『お葬式-死と慰霊の日本史-』『柳田民俗学の継承と発展-その視点と方法-』吉川弘文館 、『伊勢神宮と出雲大社-「日本」と「天皇」の誕生-』『伊勢神宮と三種の神器-古代日本の祭祀と天皇』(講談社選書メチエ)、『日本人の春夏秋冬』小学館、『民俗学とは何か-柳田・折口・渋沢に学び直す-』吉川弘文館ほか多数。