中国権力者列伝

  • 加藤 徹(明治大学教授)
講師詳細

 古来、世界の権力者は、軍隊や治安組織などの「暴力装置」、宗教や学問を利用した「権威装置」、臣下や民衆の不満の暴発を防ぐ「安全装置」を力のよりどころにしてきました。日本や西洋と違い、中国では21世紀の今も安全装置が未熟なままです。前3世紀の秦の始皇帝から現代の国家主席まで、中国の歴代の権力者は「騎虎(きこ)の勢い」状態です。いったん虎(権力の比喩)にまたがって走り出したら、途中で止まれない。もし虎の背中から降りれば、たちまち自分が虎に食い殺される。中国はなぜ、このような国となったのでしょう。その理由と歴史的経緯を、豊富な図像を交えて、予備知識のないかたにもわかりやすく説き明かします。(講師・記)

〈スケジュール〉
第1回 共通祖先の作り方 黄帝 ※初回のみのご参加も可能です。
第2回 東アジアに残した影響 漢の武帝
第3回 インフラ化した姓 後漢の光武帝
第4回 汚れた英雄のクリーニング 唐の太宗
第5回 史上最強の引き締めの結末 明の洪武帝
第6回 打ち破れなかった2つのジンクス 蒋介石

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お申し込み
日程
2020/10/8, 10/22, 11/12, 11/26, 12/10, 12/24
曜日・時間
第2週・第4週 木曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 19,800円 
その他
【教室変更】今学期より、10階2号教室から11階23号室に変更いたします。
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

加藤 徹(カトウ トオル)
1963年生まれ。東京大学文学部、同大学大学院で中国文学を専攻。広島大学総合科学部助教授を経て、現在、明治大学法学部教授。著書:『京劇』(中公叢 書・サントリー学芸賞)、『漢文力』(中公文庫)、『西太后』(中公新書)、『漢文の素養』(光文社新書)、『貝と羊の中国人』(新潮新書)、『怪力乱神』(中央公論新社)、『梅蘭芳 世界を虜にした男』(ビジネス社)、『中国人の腹のうち』(廣済堂出版)、『東洋脳×西洋脳』(共著・中央公論新社)などがある。