資本主義世界を問う 現代に甦るマルクスとケインズ 第Ⅳ期 

  • 水野 和夫(法政大学教授)
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日本とドイツのゼロ金利、アメリカトランプ大統領の反フローバリズム宣言、イギリスのEU離脱をめぐる混乱、フランスの黄色いベスト運動、そして米中新冷戦を予感される貿易戦争など、21世紀は近代社会が想定していなかったことが相次いでおきている。いわば、「例外」が「常態」化している。こうした事態をどう理解したらいいのか、そのヒントはスミス、マルクスそして、ケインズが考えていたことのなかにヒントがある。そこで、この3人の偉大な経済学者の教えに立ち返って、21世紀の混沌とした将来を考える。(講師・記)

【カリキュラム予定】※年間予定は状況により変更することもございます。
■2019年4月期
  ◆第Ⅰ期◆・資本主義社会へ到る道
①古典派 アダム・スミスからマルクス、ケインズへ到る道
②二人は資本主義をどう捉えたか
③19世紀のマルクスと20世紀のケインズ
■2019年7月期
  ◆第Ⅱ期◆・「資本」について
①資本とは何か
②「貨幣愛」に対するケインズとマルクスの考え方
③経済成長と化石燃料-交易条件の悪化と賃金下落
■2019年10月期
  ◆第Ⅲ期◆・「利子」について
①利子とは何か
②利子生活者の安楽死-世界の富集中をいかに防ぐか
③「実物投資空間」vs.「電子・金融空間」―階級社会の復活?
■2020年1月期
  ◆第Ⅳ期◆・「処方箋」
①マルクスとケインズの対立
②労働vs.余暇-しんの働き方改革とは
③国民国家vs.帝国―21世紀は「閉じた帝国」の時代か?

〈注意事項〉
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日程
2020/1/11, 2/29, 7/11
曜日・時間
第2週 土曜 15:30~17:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 

講師詳細

水野 和夫(ミズノ カズオ)
1953年愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、同大学大学院経済学研究科修士課程修了。八千代証券(国際証券、三菱証券を経て現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社。金融市場調査部長、チーフエコノミスト、執行役員などを経て'10年退社。内閣官房内閣審議官など、日本大学国際関係学部教授を経て、現在、法政大学教授。著書に『100年デフレ』『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』(日本経済新聞社、 のち日経ビジネス人文庫)、『終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか』(日本経済新聞出版社)、『資本主義という謎』(共著、NHK出版新書)、『資本主義の終焉と歴史の危機』(集英社新書)など多数。