「古今和歌集」全講読

  • 中田 幸司(玉川大学教授)
講師詳細

春の桜、秋の紅葉―多くの日本人に親しまれてきた日本を代表する風景はなぜ人々を魅了したのでしょうか。その始発に古今和歌集があるとしたら、古典は古いばかりではなく、今に生き、今を支える教養の源です。
時は延喜5(905)年、日本文学史上初となる勅撰和歌集は国家の一大事業でした。この事業にかかわったひとり紀貫之は「和歌とは何か」という問いに対し正面から応えようとします。―やまとうたは人の心を種としてよろづの言の葉とぞなれりける―全20巻1100首余りには四季や恋あるいは人生の折節における〈心〉の揺れがわずか三十一文字に凝縮されています。
日本の豊かな風土の上に醸成された往時の人々の思想と表現を、丁寧に数首ずつ読み進めていきたいと考えています。(講師・記)

第1回 春歌上21~25若菜歌~野辺の緑歌 今の時節とともに
第2回 春歌上26~27柳歌 今の時節とともに
第3回 春歌上28~31百千鳥・呼子鳥・帰雁歌~ 今の時節とともに

お申し込み

注意事項

・休講4/21、5/19、6/16→補講7/21、8/18、9/29 となります。

日程
2020/7/21, 8/18, 9/29
曜日・時間
第3週 火曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
持ち物など
<テキスト>
『古今和歌集』(ちくま学芸文庫、角川ソフィア文庫)他、お手持ちのものを各自ご用意ください。本文と資料はご用意いたします。
その他
※教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

中田 幸司(ナカダ コウジ)
1965年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。高校・予備校・ラジオDJ・大学講師等を経て現職。2013年、日本歌謡学会第30回志田延義賞受賞。著書には『平安宮廷文学と歌謡』(笠間書院)、『『古今和歌集巻二十』―注釈と論考―』(共著、新典社)、『学びを深めるヒントシリーズ伊勢物語』(共著、明治書院)他など。