名越康文の密教心理学 空海と言葉の現前性

  • 名越康文さん
  • 名越 康文(精神科医)
講師詳細

 ひとつだけの正解がない時代。さまざまな悩みや不安に波立つ心を抱える私たちに、宗教や心理学はどのような意味をもつのでしょうか。自分らしく心豊かに生きていく知恵を、平安時代に空海が日本に伝えた密教を手がかりに、ご一緒に考えます。
 密教では身口意(しんくい)すなわち体・言葉・心の働きに注目しますが、とりわけ真言宗では言葉を重んじ、真言を唱え念じることにより仏(宇宙の真理)と一体となることを説きます。そのような、宗教そのものともいえる「言葉」を通して、空海は人間の営みをどのようにみていたのか。
空海だけに見えていた人間のメカニズムとは何か。初期仏教と密教、そして心理療法の考え方を対比しながら、よりよく生きるヒントを探ります。

受付一時中止

注意事項

第3回の日程が変更となりました。3/14(土)13:00-14:30→4/5(日)15:00-16:30

日程
2020/1/11, 2/8, 7/4
曜日・時間
第2週 土曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 11,880円

講師詳細

名越 康文(ナコシ ヤスフミ)
1960年、奈良県生まれ。精神科医。相愛大学、高野山大学客員教授。 専門は思春期精神医学、精神療法。近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院(現:大阪府立精神医療センター)にて、精神科救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。
著書に『心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」』(角川SSC新書)、『自分を支える心の技法 対人関係を変える9つのレッスン』(医学書院)、『驚く力~さえない毎日から抜け出す64のヒント』(夜間飛行)、『どうせ死ぬのになぜ生きるのか』(PHP新書)、『「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である』(夜間飛行)、『精神科医が教える 良質読書』(かんき出版)など。
精神科医 名越康文の研究室http://nakoshiyasufumi.net/