古代の馬飼 日本における馬匹生産の起源とその普及

  • 加藤 謙吉(歴史研究家)
講師詳細

馬飼集団とともに朝鮮半島から古代の日本に導入された馬匹文化は、騎馬軍団の編成や、兵士の迅速な移動を可能にし、軍事面で革命的な変化をもたらしました。さらに物資の輸送手段として馬匹が利用されるようになると、交易活動が活性化し、必然的に大量の馬を保有する首長の経済力や政治力が強化されていきます。このような状況の下で、列島各地の首長たちは競って馬の獲得を目指し、馬飼集団を動員して馬の飼育を行いました。近年の考古学の研究成果にもとづくならば、各地で検出された馬骨や馬歯、馬遺存体の理化学的分析により、馬の原産地や搬入先までが特定できるようになり、王権の主導のもとに、馬匹文化が畿内から一元的に地方へ広がったという従来の通説的理解には、抜本的な見直しが必要となっています。今回の講座ではこうした点を踏まえて、古代の日本の馬飼の実情を探っていくつもりです。(講師記)   

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本講座はグーグルミートを使用した教室でもオンラインでも受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴URL、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。あらかじめ、お客様自身のEメールアドレスのご登録確認をお願いします。受講者のお名前や映像・音声がクラス内で共有されます。予めご了承ください。メールが届かない場合は、 kouzainfo2@asahiculture.com までお問合せください。
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第1回 日本における馬匹生産の実態

第2回 かわちのうまかい河内馬飼とやまとの倭うまかい馬飼

第3回 フミヒトの馬匹利用とぬかた額田馬の生産

この講座は終了しました

注意事項

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日程
2021/1/7, 2/4, 3/4
曜日・時間
第1週 木曜 13:00~15:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
教材費(税込)
教材費 165円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

加藤 謙吉(カトウ ケンキチ)
1948年三重県四日市市生まれ。1976年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。成城大学・中央大学兼任講師、放送大学講師を歴任。博士(文学)。著書に『蘇我氏と大和王権』、『大和政権と古代氏族』、『大和の豪族と渡来人』、『大和政権とフミヒト制』(以上、吉川弘文館)、『秦氏とその民』、『吉士と西漢氏』(以上、白水社)、『日本古代の豪族と渡来人』(雄山閣)など。