「お嬢さまヒロイン」の苦闘 トマス・ハーディー『テス』 オンライン講座
  • 教室・オンライン同時開催

  • 植松 みどり(和洋女子大学名誉教授)
講師詳細

 19世紀英国小説には、大英帝国として世界に進出していくイギリスの田園地帯に生活する普通の人々の姿がリアルに描きだされている。とくに、完璧なお姫さまではない中産階級の「お嬢さまヒロイン」たちの苦闘は、当時のイギリスの日常の姿を照らし出し、高邁な文学や歴史書には表現されてないその時代の記憶を浮かびあがらせている。英国小説を改めて社会史から読み取ることで、地域を越え時代を超えて命をつなぐ文学の楽しさを味わい、現代にもつながるイギリスのスピリットを見る。 (講師・記)

<今期のテーマ>トマス・ハーディー『テス』
:「制度への挑戦:愛人テスと “純粋な女(ピュア・ウーマン)” テス」
作者ハーディーは、生きていくため長女としての責任を果たすため愛人とならざるを得なかった美しいヒロイン、テスを “pure woman ”と副題で呼んだ。当時の英国の規範からは全く外れるヒロインを、どうして「純粋な女(ピュア・ウーマン)」と名付けたのだろうか。社会制度や規範に対抗する女主人公の苦闘とその悲しみを読み、当時のイギリス社会の問題を考え、時代を超え地域を超えての悲劇を見ていく。

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日程
2021/12/8
曜日・時間
水曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
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講師詳細

植松 みどり(ウエマツ ミドリ)
1965年津田塾大学学芸学部英文学科卒業。同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。日本ジョージ・エリオット協会会長を経て現顧問。日本ジェイン・オースティン協会理事。専門はイギリス文化・文学。特に近代英国小説を研究。
著書に『ジェイン・オースティンと「お嬢さまヒロイン」』(朝日出版社)、『「ジェイン・エア」』と「嵐が丘」』(河出書房新社)(共著)『ブロンテ姉妹と15人の男たちの肖像』(ミネルバ書房)(共著)訳書に『エミリ・ブロンテ』(河出書房新社)『ブラック・ヴィーナス』(河出書房新社)。『狼と駈ける女たち』(新潮社)(共訳)、『嵐が丘』(学研)(共訳)など。