現代アメリカの行動原理 精神史をつらぬく宗教性

  • 藤本 龍児(帝京大学准教授)
講師詳細

本講座では、アメリカ史における宗教的トピックを論じることによって、現代アメリカの精神性を読み解きます。
 近年では、トランプ政権の屋台骨といわれる宗教勢力が俄かに注目され、アメリカにおける宗教の重要性が認識されるようになってきました。具体的には、政治的な勢力である「宗教右派」や、その母集団である「福音派」、あるいはイスラームとの確執や「若者の宗教離れ」などが紹介されることも少なくありません。
 しかし、そうした点に焦点をあてるだけでは、アメリカの精神性についての皮相的な理解にとどまってしまいます。現代アメリカの宗教性は、歴史的に醸成されてきたものであり、アメリカ社会に深く根ざしたものだからです。
 そこで本講座では、アメリカの歴史をふり返り、現代にも受け継がれているアメリカの宗教的精神性を浮かび上がらせます。(講師・記)
【各期のテーマ】※状況によっては変更することもございます。
第一回 起源神話の継承:メイフラワー契約・・・2020年1月期
第二回 建国神話の射程:独立革命とキリスト教・・・2020年4月期
第三回 フロンティアの拡大:マニフェスト・デスティニー・・・2020年7月期
第四回 プロテスタントの分裂:「宗教リベラルvs.宗教保守」・・・2020年10月期

この講座は終了しました
日程
2020/2/9
曜日・時間
日曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,600円 一般 7,920円
その他
休憩あり

講師詳細

藤本 龍児(フジモト リュウジ)
1976年山口県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。社会哲学、宗教社会学専攻。同志社大学一神教学際研究センター特別研究員などを経て、現在、帝京大学文学部社会学科准教授。著書に『アメリカの公共宗教』。共著に『現代社会論のキーワード』『宗教と社会のフロンティア』『宗教と公共空間』『米国の対外政策に影響を与える国内的諸要因』『聖地巡礼ツーリズム』『よくわかる宗教学』『基礎ゼミ宗教学』、共訳に『宗教概念の彼方へ』など。