ことばの作法 季語で味わう日本文化

  • 吉田 裕子(国語講師)
講師詳細

 俳句は、五・七・五の限られた中で、豊かな世界を生み出します。そこに大きく貢献するのが「季語」です。俳人たちの間では、一語で、味わい深い含蓄を持つ季語がたくさん蓄積されてきました。
 俳句を作る人はもちろん、そうでない人も、季節の繊細な移ろいや、そこに息づく人々の暮らしを豊かに感じ取れる季語の世界に親しむことは楽しいことです。例えば、冬の終わりの季語「春隣」には、人々が春の到来を待ち侘びる思いが感じられます。しかも、少し寒さが緩んだとかとか、梅の蕾を見かけたとか、生活の中で春を予感させる要素を見付け、春が間近に迫ったことを感じているのです。
 こうした季語を通じ、大和言葉や自然の風物、伝統の行事に関する語彙力や感受性、教養を培いましょう。(講師記)

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日程
2020/2/8
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

吉田 裕子(ヨシダ ユウコ)
国語講師。東京大学教養学部を卒業後、私立高校や大学受験塾で教える。カルチャースクールや公民館にも登壇し、たとえ話や笑いを交えた楽しい授業が好評。6歳から90歳まで幅広い世代から支持される。NHK Eテレ「Rの法則」に敬語講師として出演。「an・an」「週刊女性」など雑誌でも紹介。著著『正しい日本語の使い方』(枻出版社)、『「大和言葉」たしなみ帖』(永岡書店)、『美しい女性をつくる言葉のお作法』(かんき出版)など。