「失われた時を求めて」の誕生

  • 吉川 一義(京都大学名誉教授)
講師詳細

 プルーストの長篇小説 「失われた時を求めて」は、どのような経緯から、いかなる構想のもとに誕生したのか。
 大作以前のプルーストの作家としての歩みをふり返り、未完の初期小説『ジャン・サントゥイユ』、ラスキンの翻訳と注解、物語体評論『サント=ブーヴに反論する』などの意義を再検討し、「失われた時を求めて」がいかに独自の前衛的作品として誕生したかを考える。 (講師・記)

※本講座は「「失われた時を求めて」を新たに読む」(吉川一義講師)の第一回目にあたります。

申し訳ありませんが、この講座は満席です。キャンセル待ちをご希望の場合は、恐れ入りますが、当教室にお電話にてご連絡ください。

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注意事項

●●6/20も休講です。補講は9/19に行います。(5/14更新)
●コロナウイルス対応による臨時休業の為、5/23は休講です。補講は6/20の予定です。(4/25更新)
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

日程
2020/7/4
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,410円 一般 4,510円
持ち物など
<参考書>プルースト作/吉川一義訳 『失われた時を求めて1 - コンブレー』(岩波文庫):ご希望の方は各自でお求めください。

講師詳細

吉川 一義(ヨシカワ カズヨシ)
 1948年大阪生まれ。東京大学文学部仏文科卒。同大学院博士課程満期退学。フランス政府給費留学生としてパリ・ソルボンヌ大学、高等師範学校に留学、文学博士号取得。とくにプルーストの小説の成立過程や絵画との関係などについて研究。主な著書に『ディコ仏和辞典』(共編、白水社)、『プルースト書簡集総合索引』(仏文、共編、京大出版会)、『プルースト美術館』(筑摩書房)、『プルーストの世界を読む』(岩波書店)、『プルースト「スワンの恋」を読む』(白水社)、『プルーストと絵画』(岩波書店)、Dictionnaire Marcel Proust (共編、Champion)、Proust et l’art pictural(Champion、2011年カブール=バルベック・プルースト文学サークル文学賞、2012年学士院賞・恩賜賞受賞)。2010年アカデミー・フランセーズ(仏学士院)より学術大賞「フランス語フランス文学顕揚賞」を受賞。プルースト『失われた時を求めて』を全訳(岩波文庫、全14巻、2010-2019)。