「大乗起信論」を読む
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  • 吉村 誠(駒澤大学教授)
講師詳細

 『大乗起信論』は大乗仏教の理論と実践をたくみに要約した書物です。迷える心の構造を解き明かし、悟りへの道程を指し示すこの仏典は、中国や日本で仏教の綱要書として読み継がれ、東アジア仏教の形成に大きな影響を与えました。
 馬鳴(2世紀)造、真諦(6世紀)訳と伝えられますが、今日ではインドの仏教思想を中国で編集したものと推定されています。しかしその内容は、大乗仏教の空の思想や唯識思想、六波羅蜜や禅定・念仏を、如来蔵思想によって包摂するもので、きわめて豊かで魅力的です。
この講座では『大乗起信論』の全文を精読します。本文は漢文ですが、一字一句分かりやすく解説しますので、初めての方でも安心して受講していただけます。(講師・記)

第1回 7/14 心生滅①―覚(心の本性を悟る)
第2回 7/28 心生滅②―不覚(心の本姓に迷う)
第3回 8/25 心生滅③―覚不覚同異(悟りと迷いの異動)
第4回 9/ 8 心生滅④―生滅因縁(迷える心がつくる世界)
第5回 9/22 心生滅⑤―生滅相(迷える心の原因)

                              ★2022年4月開講 全24回(予定)

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この講座は終了しました
日程
2022/7/14, 7/28, 8/25, 9/8, 9/22
曜日・時間
第2週・第4週 木曜 13:15~14:45
回数
5回
受講料(税込)
会員 16,500円 
設備費(税込)
825円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

吉村 誠(ヨシムラ マコト)
1969年東京都生まれ。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。現在、駒澤大学教授。著書に『中国唯識思想史研究―玄奘と唯識学派―』(大蔵出版、2013年)、訳書に『続高僧伝Ⅰ』(大蔵出版、2012年)、主な論文に「玄奘の求法と伝法―唯識思想を中心に―」(『玄奘三蔵―新たなる玄奘像を求めて―』、勉誠出版、2021年)などがある。