生誕100年 遠藤周作その人生と『沈黙』をめぐって
- オンライン講座
- 山根 道公(ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所教授)
世界的な名作『沈黙』の作家遠藤周作が日本で誕生した謎に迫り、『沈黙』に込められた遠藤の人生の軌跡―母子体験、吉満義彦・堀辰雄体験、戦中体験、留学体験、病床体験、長崎・踏絵体験…を辿り、『沈黙』を聖書とも関連させて読み解き、原題「日向の匂い」の意味を考え、映画『沈黙』にも触れ、次の百年も読み継がれる名作の魅力を探ります。 (講師・記)
<各回テーマ
第1回『沈黙』を創造したカトリック作家の誕生―人生の軌跡を辿る
第2回『沈黙』8章の踏絵までを読む―ロドリゴにおける神の顔の変容
第3回『沈黙』9章・切支丹屋敷役人日記を読む―原題「日向の匂い」の意味
〈ご案内事項〉
・本講座はオンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンライン講座です。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。受講者側のお名前や映像、音声は配信されません。
・本講座は受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。期間内は受講者は何度でもご視聴いただけます。
・配布資料がある場合はメールでご案内いたします。郵送はしておりません。
・開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴リンクと受講のご案内をメールでお知らせいたします。弊社からのメールが届かない事案が発生しておりますため、モバイルメールアドレス(docomo、ezweb、SoftBankなど)はなるべく使用しないようお願い申し上げます。メールが届かない場合は asaculonline001@asahiculture.com までお問合せください。
・Zoomのソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。スマートフォンやタブレットで視聴する場合はZoomアプリを事前にダウンロードしてください。
・ネット環境による切断やその他アプリの障害が起きた場合には、当社は責任を負いかねます。 またやむを得ない事情により実施できなかった場合は、受講料の全額をお返しいたします。
・第三者との講座視聴リンクの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への転載、また、講座で配布した教材を受講目的以外で使用することは著作権の侵害になりますので、固くお断りいたします。
・オンライン講座の申し込みはWEB決済のみで承ります(開講日前日まで)。キャンセルは開講日の4日前まで承ります(手数料550円)。キャンセルの場合はasaculonline001@asahiculture.comまでご連絡ください。その後のキャンセルはできませんのであらかじめご了承ください。
注意事項
・本講座はZoom【ウェビナー】を使用したオンライン講座です(講師はオンライン)。開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴リンクと受講のご案内をメールでお知らせいたします。メールが届かない場合は、 【asaculonline001@asahiculture.com】 までお問合せください。
・ソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。
- 日程
- 2023/8/5, 9/2, 9/30
- 曜日・時間
- 土曜 13:00~14:30
- 回数
- 3回
- 受講料(税込)
- 会員 9,900円 一般 11,550円
こんな講座も
講師詳細
- 山根 道公(ヤマネ ミチヒロ)
- 1960年岡山県生まれ。早稲田大学第一文学部卒、立教大学大学院修了。博士(文学)。1998年よりノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所に勤務、2017年より2021年まで副学長。日本文学とキリスト教を研究テーマとして、遠藤周作を中心に八木重吉、宮沢賢治、芥川龍之介等に関する論文、著作を発表。また、遠藤と志を共にする井上洋治神父が日本におけるキリスト教の文化内開花を目的に1986年に創設した「風の家」運動を共にし、その機関誌「風 (プネウマ) 」の編集・発行を担う。同じ頃より遠藤が中心となって設立した日本キリスト教芸術センターの会員となり、月曜会に参加。遠藤没後に刊行開始の『遠藤周作文学全集』全15巻(1999-2000年)の解題、年譜・著作目録を担当。遠藤没後10年に『落第坊主を愛した母』監修。井上洋治神父帰天を受けて刊行の『井上洋治著作選集』全11巻(2015-19年)の編者・解題を担当。遠藤没後25年に遠藤作品の全容を提示した『遠藤周作事典』(遠藤周作学会編2021年)共同責任編者。著書に、遠藤周作探究Ⅰ『遠藤周作 その人生と「沈黙」の真実』(日本キリスト教文学会奨励賞)、遠藤周作探究Ⅱ『遠藤周作『深い河』を読む―マザー・テレサ、宮沢賢治と響きあう世界』、『遠藤周作と井上洋治―日本に根づくキリスト教を求めた同志』等。現在も、「風の家」運動を引き継ぎ、『風』遠藤周作生誕百年記念特集号等を発行。