宝塚歌劇を語る
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  • 石井啓夫先生
  • 石井 啓夫(演劇コラムニスト)
講師詳細

 歌舞伎と並んで日本文化に独特の花を咲かせる「宝塚歌劇」の人気の秘密を探ります。女性だけで演じられるミュージカル、レヴュー舞台の約束事、作品論、作・演出家論、男役・娘役に分かれるタカラジェンヌと呼ばれるスターの演技法など、東京公演中の作品を参考にしながら、具体的に語り合います。また合評会を通して、ちょっとした視点の変化から一層、楽しめる歌劇の魅力をお伝えしたいと思います。(講師・記)

*7月
星組『めぐり会いは再び next generation―真夜中の依頼人―』(作・演出/小柳奈穂子)と『Gran Cantante!!』(作・演出/藤井大介)の合評会。2011年、柚希礼音主演で『めぐり会いは再び』で初演、翌12年『めぐり会いは再び2nd~Star Bride~』として再演。第3弾の今回は、礼真琴が再演で演じたルーチェで主演。また、卒業する天寿光希と音波みのりが同役で3度目の出演。作者と生徒の成長の過程にも注目します。

*8月
花組『巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~』(作・演出/生田大和)と『Fashionable Empire』(作・演出/稲葉太地)について。前物は、〝ピアノの神様〟と異名をとったフランツ・リストの偉大な音楽的人生。冷静な面差しとは真逆の情熱的な感性の人として知られ…まさに主演・柚香光がぴったりな役どころを生き、熱烈な恋をする伯爵夫人(星風まどか)との物語とダンスの花組の躍動を楽しみます。

*9月
月組公演『グレート・ギャツビー』(脚本・演出/小池修一郎)について。いまや宝塚歌劇の巨匠である小池の初期の代表作。F・スコット・フィッツジェラルドの著名小説で映画でも人気の物語。1991年杜けあき主演で初演、2008年瀬奈じゅん主演で再演、今回が3度目。実は、小池の実質的な第一作になる筈だったのが問題点発生で見送られた経緯があった。その理由も踏まえて、宝塚歌劇の進化と作者・小池の偉大さを解説します。

お申し込み
日程
2022/7/23, 8/27, 9/24
曜日・時間
土曜 15:45~17:15
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,999円 一般 13,299円
設備費(税込)
495円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
・この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。

講師詳細

石井 啓夫(イシイ ケイフ)
1943年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。産経新聞社に入社、28年間、文芸、演劇分野に携わり、98年退社後、フリーな立場から新聞、雑誌他で執筆、講演活動を行っている。宝塚観劇歴51年。著書に「タカラジェンヌの妖精物語」など。日本演劇協会会員。