古代皇太子制を考える

  • 遠山 美都男(学習院大学講師)
講師詳細

 我が国で皇太子の地位と制度が成立したのは七世紀の末葉、律令制の完成期のことでした。皇太子はたんなる次期天皇の予定者ではなく、皇后と並んで天皇の権力を支える有力な存在だったのです。したがって、皇太子はそれぞれ時代に即応した異なる課題に直面しており、皇太子ごとに固有の役割を負っていた筈です。予定どおり天皇になれた者、運拙くなれなかった者、いずれの場合に関しても皇太子としての実像を明らかにし、皇太子制とは歴史上何であったのかについて考察を深めたいと思います。今期は、平安時代初頭の皇太子たちを取り上げます。(講師・記)

1.山部親王(桓武天皇)
2.安殿親王(平城天皇)
3.神野親王(嵯峨天皇)
4.高岳親王
5.大伴親王(淳和天皇)
6.恒貞親王

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2019/10/14, 10/28, 11/11, 11/25, 12/9, 12/23
曜日・時間
月曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 19,800円 
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

遠山 美都男(トオヤマ ミツオ)
1957年、東京都生まれ。81年学習院大学文学部史学科卒業。同大学院入学、学習院大学文学部助手を経て、現在、同非常勤講師。97年、学習院大学より博士(史学)の学位を授与される。著書に『壬申の乱』『天皇誕生』(以上、中公新書)、『白村江』『天皇と日本の起源』『天智と持統』(以上、講談社現代新書)、『古代日本の女帝とキサキ』『天武天皇の企て』(以上、角川学芸出版)、『古代の皇位継承』『敗者の日本史 大化改新と蘇我氏』(以上、吉川弘文館)、『蘇我氏四代』(ミネルヴァ書房)、『天平の三皇女』(河出文庫)など多数。