聖地巡礼の近現代史 日本人が見たイスラエル

  • 臼杵 陽(日本女子大学教授)
講師詳細

 明治以来、日本人は聖地エルサレムにその足跡を残してきた。本講義では、20世紀以降の日本人の聖地訪問の記録を読み直す。
 作家、学者、軍人、アジア主義者といった知識人たちの訪問の動機は様々であった。日本の知識人たちは聖地をいかに描いたか?その旅行記、日誌、小説、論説などに基づいて考えてみたい。なお、本講義は拙著『日本人にとってエルサレムとは何か?-聖地巡礼の近現代史』(ミネルヴァ書房、2019年)をテキストとする。(講師・記)

〈スケジュール〉
第1回 序論―日本人のエルサレム訪問
第2回 作家・徳冨蘆花の聖地訪問記①
第3回 作家・徳冨蘆花の聖地訪問記②

※1年をかけて日本人が記録した聖地を辿りますが、どの学期からお入りいただいても構いません。

〈今後のスケジュール〉※変更の可能性もございます。
2020年夏
第4回 キリスト教徒の聖地論
第5回 内村鑑三の事例
第6回 矢内原忠雄・東大助教授の事例

2020年秋
第7回 アジア主義者のエルサレム論
第8回 大川周明の事例
第9回 満川亀太郎の事例

2021年冬
第10回 帝国軍人の聖地訪問
第11回 戦後キリスト教徒作家の描いた聖地
第12回 遠藤周作と加賀乙彦の事例

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み

注意事項

・7/10、8/28、9/11(金)10時半~12時に全3回の講義を行います。(5/25更新)

日程
2020/7/10, 8/28, 9/11
曜日・時間
第2週・第4週 金曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 
持ち物など
参考図書 『日本人にとってエルサレムとは何か?-聖地巡礼の近現代史』(ミネルヴァ書房、2019年) お持ちであればご持参ください。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

臼杵 陽(ウスキ アキラ)
1956年生まれ。専門は現代中東政治史。東京外国語大学卒。東京大学大学院国際関係論博士課程修了。京都大学博士。在ヨルダン日本大使館専門調査員、佐賀大学助教授、エルサレム・ヘブライ大学トルーマン平和研究所客員研究員、国立民族博物館教授を経て、現在、日本女子大学文学部史学科教授、日本女子大学図書館長。著書に『見えざるユダヤ人』(平凡社)、『中東和平への道』(山川出版社)、『イスラムの近代を読みなおす』(毎日新聞社)、『原理主義』、『世界化するパレスチナ/イスラエル紛争』、『イスラエル』(以上、岩波書店)、『イスラームは何故敵とされたか』、『大川周明』(青土社)、『世界史の中のパレスチナ問題』(講談社現代新書)、『中東の世界史』(作品社)などがある。