世界史25講 20世紀の夢と悪夢・万人の幸福と人類の存亡

  • 金井 光太朗(東京外国語大学名誉教授)
講師詳細

 電化と内燃エンジンの発達や大量生産技術の発展により、人類は歴史上かつてない便利な生活を実現しました。教育、健康医療、年金・保険も保障する福祉社会の実現を目指し、人口は70億に達しています。ところが、そのハードとソフトの技術は、2度の世界大戦でも巨大な力を発揮し、大量動員の結果戦争の犠牲者は数千万を数え、核兵器まで登場しました。内戦・政争・テロによる犠牲者も比類のない規模に上っています。さらには、豊かな社会を実現する巨大技術は地球環境の破壊を止めどなく進行させています。今、サピエンスの真価が問われています。(講師・記)

《カリキュラム》
17. 電力・エンジンの発展-独占大企業の誕生
18. 大量生産が変える社会
19. “Play now, pay later” 経済の変遷-物々交換からクレジット社会へ
20.第一次世界大戦-正しい戦争と無差別爆撃 
21. 第2次大戦と「アメリカの世紀」
22. 高度成長の夢-国民全員が中産階級になれるか? 

《25回の講義内容予定》
2019年5月開講。約1年間で下記のテーマを取り上げる予定です。
具体的な日程は、各期のパンフレットやホームページ等でお知らせします。
※終了したテーマも掲載しております。

1. 文明を築いたのもの-ことば・農耕・文字・宗教・帝国
2. 「大秦国王安敦」-ローマ帝国時代の東西交流
3. イスラム世界の勃興と拡大
4. マルコ・ポーロはなぜモンゴルまで来られたのか?-史上初の世界帝国
5. 明の帝国秩序と琉球王国の繁栄 
6. ヨーロッパ⇔アメリカ大陸 コロンブスが持ってきたもの、持ち帰ったもの
7. 銀がつなぐ南蛮と紅毛とアジア
8. 宗教改革・宗教戦争
9. 三十年戦争とウェストファリア体制
10. 資本主義の台頭   
11. 財政軍事国家となった大英帝国―7つの海を支配
12. 連合王国を形成したイギリス、諸王国複合のスペイン―国民国家の構築
13. アメリカ独立革命とフランス革命―人民主権は秩序か? 混沌か?
14. 黒船の衝撃―憲法と代議政治の力がアジアにまで
15. 文明化の功罪―個人規律、または仲間にこだわる一揆
16. きれいになったパリ―人口集中と公衆衛生
17. 電力・エンジンの発展-独占大企業の誕生
18. 大量生産が変える社会
19. “Play now, pay later” 経済の変遷-物々交換からクレジット社会へ
20. 第1次世界大戦 
21. 第2次大戦と「アメリカの世紀」
22. 高度成長の夢-国民全員が中産階級になれるか? 
23. 冷戦と冷戦後のアメリカ単独主義
24. 生活賃金を切り下げるコスト競争-歴史に見る格差社会の行く末
25. 成長の限界と持続可能な技術

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2020/1/16, 1/30, 2/6, 2/20, 3/5, 3/19
曜日・時間
木曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 19,800円 
持ち物など
・当日、プリントを配布します。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

金井 光太朗(カナイ コウタロウ)
1953年生まれ。東京外国語大学名誉教授。専攻はアメリカ政治史。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退、米国ブラウン大学留学。著作『アメリカにおける公共性・革命・国家』(木鐸社)、『アメリカのアイデンティティとナショナリズム』(共著、彩流社)『近代アメリカの公共圏と市民』(共著、東京大学出版会)など。訳書ゴードン・ウッド『ベンジャミン・フランクリン、アメリカ人になる』(共訳、慶應義塾大学出版会)、コリン・ウッダード『11の国のアメリカ史』(共訳、岩波書店)。