特派員は見た 世界を覆う専制主義と民主主義の危機
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  • 中国の習近平国家主席
  • ロシアのプーチン大統領
  • 林 望(中国総局長)
  • 喜田 尚(モスクワ支局長)
  • 貝瀬 秋彦(前アジア総局長)
  • 岡田 玄(サンパウロ支局長)
  • 乗京 真知(前アジア総局員)
  • 園田 耕司(アメリカ総局員)
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  「民主主義国家と専制主義国家の闘い」――。バイデン米大統領は、中国やロシアといった専制主義国家に、米国や日本などの民主主義国家が立ち向かっていく必要があるとの姿勢を鮮明にしています。しかし、世界では専制主義が勢いを増しているように見え、米国も危機に直面しています。各国ではいま何が起きているのか。間近でウォッチしてきた朝日新聞の特派員が、その実態を報告します。

〈スケジュール〉各回のお申込みも可能です。
●第1回(1月13日)強国中国、みなぎる自信の背景(林望・中国総局長)
 2021年に創立100周年を迎えた中国共産党政権は、「中華民族の偉大な復興」を旗印に覇権主義的な振る舞いを強め、日米欧との対決もいとわなくなっている。その「自信」を支えるのは、国力の増強に加え、新型コロナ対応などを機に庶民に浸透した独自の政治体制への信頼だ。その陰で国際社会と中国をつないできた「自由派」と呼ばれる進歩的な人々は追い込まれ、「戦狼外交」が象徴する勇ましいナショナリズムが台頭しつつある。世界のまなざしを気にしなくなった大国の今を報告する。
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/689d251e-5ecf-cffb-f1fa-618f46e3c0de

●第2回(1月27日)「偉大なるロシア」への策動(喜田尚・モスクワ支局長)
20年以上の長期支配を続けるプーチン大統領政権下のロシアで、クリミア半島併合、シリア紛争への露骨な介入、ナワリヌイ氏の毒殺未遂と収監など、強権化が加速する。大統領の支持率は常に6~8割。30年前のソ連解体時に自由と民主主義を夢見たロシアがなぜこうなったのか。それでも政権が過度に反体制派を恐れるのはなぜか。揺らぐ欧米民主主義への影響はあるのか。ベラルーシの「欧州最後の独裁者」ルカシェンコ大統領の実態も合わせて報告する。
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/d29005f1-0f8f-55ce-8431-618f475c565f

●第3回(2月10日)ミャンマーから問う「民主主義」(貝瀬秋彦・前アジア総局長)
 クーデターでアウンサンスーチー氏らが拘束され、再び国軍が権力を握ったミャンマー。クーデターに抗議するデモの参加者らが無差別に銃撃されるなど、国軍による弾圧の犠牲者は1000人を超える。一方で、民主派や市民らも独自に武装組織を発足させ、国内の対立と分断は深まるばかりだ。2011年の民政移管以降、10年間にわたって自由な社会を経験したミャンマーの人たちにとって、民主主義とは何だったのか。人々はいま、何を感じているのか。
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/8a6db6bc-845a-dbff-8c6b-618f48b5909f

●第4回(2月24日)強権化が進むラテンアメリカ(岡田玄・サンパウロ支局長)
「米国の裏庭」と呼ばれたラテンアメリカでは、各国の政権をイデオロギーで色分けし、軍政期の記憶から、独裁と親米を結びつけて語るのが一般的だ。ブラジルで極右ボルソナーロ大統領が警戒されたのは一例だ。しかし、反米左派のベネズエラ、ニカラグアで独裁体制が確立されるなど、「反米=民主的」とは言えない。ペルーやエルサルバドルなど他のラテンアメリカ諸国も参照しながら、何が強権化をもたらすのか、そして強権化を食い止めた国では何が起きたのかを考える。
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/2f1a81ae-b119-6e61-d396-618f493d11cd

●第5回(3月10日)タリバン復権、中村哲さんの願いは(乗京真知・前アジア総局員)
駐留米軍の撤退にともなって、米軍を後ろ盾にしていたガニ政権が崩壊し、イスラム主義勢力タリバンが20年ぶりに権力を掌握したアフガニスタン。「宗教警察」と恐れられた勧善懲悪省が復活し、暫定政権の閣僚の半数以上は国連の制裁対象者で占められた。彼らの目指す国造りとは何か。日本を含む国際社会はどう向き合っていけばいいのか。首都では長年この国の再建に携わってきた医師の故・中村哲さんの壁画が塗りつぶされた。中村氏の遺志を引き継ぐことはできるのか。
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/dd8e14b4-a098-5637-e581-618f4a76af2f

●第6回(3月24日)トランプ氏の作り出す「もう一つの世界」(園田耕司・アメリカ総局員)
 大統領選の結果を否定し続け、支持者による連邦議会議事堂の襲撃を煽ったトランプ前米大統領。退任後も支持者たちの根強い支持はおとろえず、共和党は「トランプ党」へと回帰する。トランプ氏は24年の大統領選に向けて再始動した。トランプ氏の仕掛ける「不正選挙」キャンペーンは、選挙という民主主義の根本原則を否定し、事実に基づかぬ「もう一つの世界」を作り出す動きでもある。トランプ氏側近やトランプ支持者たちへの直接取材をもとに、民主主義の雄・米国の直面している危機とは何かを考える。
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/17e07ad0-bc7d-6519-cc35-618f4ac8b7f2


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日程
2022/1/13, 1/27, 2/10, 2/24, 3/10, 3/24
曜日・時間
第2週・第4週 木曜 19:00~20:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 13,200円 一般 16,500円

講師詳細

林 望(ハヤシ ノゾム)
2001年朝日新聞入社。香港支局長、広州支局長、中国総局員を経て2021年より中国総局長。中国の国内政治、外交、社会分野が専門。著書に「習近平の中国」(2017年 岩波新書)、共著に「紅の党」(2012年 朝日新聞出版)、「米中争覇」(2020年 朝日新聞出版)など。
喜田 尚(キダ タカシ)
1985年入社。モスクワ、ローマ、ウィーン支局に赴任。2001年の米同時多発テロ直後にアフガニスタンを取材。欧州駐在中は中東、アジアからやってくる難民や右翼ポピュリスト政治家の取材を担当した。紛争予防や国の枠を超えた「人間の安全保障」に関心を持っている。ロシアでは2000年代初頭のプーチン政権初期にモスクワに駐在し、14年のウクライナ危機後の2017年からモスクワ支局長をつとめる。
貝瀬 秋彦(カイセ アキヒコ)
1989年入社。大阪社会部で裁判や人権、平和問題などを担当したあと、韓国に語学留学。2004~07年にアジア総局(バンコク)でタイやミャンマー、カンボジアなどを担当。12~15年にはソウル支局で朝鮮半島報道を担い、17年4月から21年9月までアジア総局長。取材班としての著書に「チャイナ・スタンダード」(朝日新聞出版)など。関心は一貫してアジア情勢およびアジアと日本の関係。
岡田 玄(オカダ ゲン)
2003年入社。福岡の西部報道センター(社会)などで、核問題や沖縄基地問題、技能実習生・外国人留学生問題を取材。アルゼンチンとキューバでスペイン語を学んだ。中南米の政治・社会問題のほか、民主主義、ポピュリズム、移民問題に関心がある。
 取材班としての著書に「ナガサキ・ノート」「チャイナ・スタンダード」「米中争覇」「分極社会アメリカ」(いずれも朝日新聞出版)。
乗京 真知(ノリキョウ マサトモ)
2006年入社。仙台や名古屋で事件・災害を担当した後、2016年からイスラマバード支局長、2019年からアジア総局員としてアフガニスタンやパキスタン、東南アジアで取材。国際テロや組織犯罪を調べている。著書に「追跡 金正男暗殺」(岩波書店)。
園田 耕司(ソノダ コウジ)
朝日新聞ワシントン特派員。1976年、宮崎県生まれ。2000年、早稲田大学第一文学部卒、朝日新聞入社。政治部で首相官邸、自民党、防衛省、外務省を担当。専門は日本政治、米国政治、日米関係。元ハーバード大学日米関係プログラム客員研究員。著書に「独裁と孤立 トランプのアメリカ・ファースト」(筑摩選書)、共著に「安倍政権の裏の顔―『攻防 集団的自衛権』ドキュメント」(講談社)、「この国を揺るがす男―安倍晋三とは何者か」(筑摩書房)がある。