シューベルト ピアノソナタ全曲の分析
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  • 小鍛冶 邦隆(作曲家 東京芸大教授)
講師詳細

シューベルトのピアノソナタは、一般的には21曲が番号付けられていますが、後期の3大ソナタと他数曲を除き、あまりコンサートでは取り上げられません。しかしながら、シューベルトの器楽曲の創作としては、交響曲、弦楽四重奏曲にならぶ、重要なジャンルであり、ベートーヴェンからメンデルスゾーン、シューマン、ブラームスらの(ソナタに限らずとも)ピアノ音楽へと繋がる重要なものです。
いくつかの未完成のソナタに加え、ソナタ第1番からして、すでにロマン的な香りと古典的な均衡がとれた名作揃いです。18歳の作曲家によるみずみずしい初期のソナタから、後期の記念碑的な大作への道程を知り、シューベルトの音楽の本質を理解するためにも、ソナタ一曲一曲を丹念に聴き分析する機会は得難いものとなると思います。
また《さすらい人幻想曲》や《即興曲集》0p90、142等のソナタと関連深い作品も取り上げる予定です。
(※2022年1月以降、中井正子さん(ピアニスト)によるレクチャーコンサートの組み込みも予定されています。)

ピアノソナタ作曲の最初の試み(1)

11/12,11/26ピアノソナタ ホ長調D157(第1楽章初稿のD154との比較)

12/10,12/24ピアノソナタ ハ長調D279

使用(推奨)楽譜 全音ピアノライブラリー シューベルト ピアノソナタ全集1

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お申し込み
日程
2021/11/12, 11/26, 12/10, 12/24
曜日・時間
金曜 10:30~12:00
回数
4回
受講料(税込)
会員 13,332円 
設備費(税込)
660円
持ち物など
使用(推奨)楽譜 全音ピアノライブラリー シューベルト ピアノソナタ全集1
その他
・この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。

講師詳細

小鍛冶 邦隆(コカジ クニタカ)
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。同大学院作曲科を経てパリ国立高等音楽院作曲科でメシアン他、およびウィーン国立音楽大学指揮科でスィトナーに学ぶ。クセナキス国際作曲コンクール(パリ)第一位、東京現代音楽アンサンブルCOmeTのディレクター・指揮者として第3回佐治敬三賞(室内オーケストラの領域Ⅲ)受賞他。著書に「作曲の技法 バッハからウェーベルンまで」(音楽之友社)、「作曲の思想 音楽・知のメモリア」(アルテスパブリッシング)他、翻訳書「ケルビー二 対位法とフーガ講座」(アルテスパブリッシング)、共著「バッバ様式によるコラール技法」(音楽之友社)、CDに「ドゥブル・レゾナンス 小鍛冶邦隆作品集」「銀色夏生の詩によるマドリガルⅠ-Ⅵ」(ALM records)。現在東京芸術大学作曲科教授。