和歌の歴史 頓阿

  • 渡部 泰明(東京大学教授)
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 和歌は千数百年も続いた、日本固有の詩です。日本の歴史を貫き、古典文化の基軸となってきました。どうしてこれほど長く、大切にされ続けたのでしょう。古代から江戸時代まで、長い和歌の歴史をたどりながら、その大きな謎に挑戦してみたいのです。もちろん、たくさんの歌人や歌書を並べ挙げるだけでは、その謎にとどきません。キーワードは、演技・縁語・祈りです。それらの視点を通して、代表的な歌人を取り上げながら、和歌をめぐる営みのあり方、和歌の言葉の仕組み、和歌の精神的な基盤を考えてみたいと思います。 (講師・記/2016年4月開講。季節に1回開催予定です。)

<今回のテーマ> 頓阿
抑制され、そぎ落とされつつも上手さが際立つ頓阿の和歌。南北朝時代に和歌を広げた最大の功労者でもある頓阿の世界に迫ります。

<シリーズ全予定>※変更することがございます。近世以降は未確定です。
1  額田王  2  柿本人麻呂  3  大伴家持  4  在原業平
5  紀貫之 6  曾禰好忠  7  和泉式部 8  源氏物語
9  源経信 10 源俊頼   11 西行    12 藤原定家
13 源実朝  14 京極為兼  15 頓阿 16 世阿弥
17 吉田兼好 18 正徹  19 宗祇 20 三条西実隆  21本居宣長 22香川景樹

この講座は終了しました
日程
2019/11/16
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

渡部 泰明(ワタナベ ヤスアキ)
1957年東京生まれ。東京大学文学部卒。同大学院から、東京大学文学部助手、フェリス女学院大学文学部助教授、上智大学助教授を経て、現在、東京大学文学部教授。専攻は、和歌文学、中世文学。著書に、『中世和歌の生成』(若草書房)、『和歌とは何か』(岩波新書)、『秘儀としての和歌』(編著・有精堂)、『<うた>をよむー三十一字の詩学』(共著・三省堂)、『和歌の力』(編著・岩波書店)など。