皇位継承の古代史 藤原摂関家と皇位継承

  • 佐藤 信(東京大学名誉教授)
講師詳細

 古代の皇位継承は、天皇制や律令制の確立をみた後にも、必ずしも安定して行われた訳ではありませんでした。皇位継承は、その時々の政治的条件のもとで実現してきたのであり、時に女性天皇の登場をみたり、大規模な争乱をともなうこともありました。本講座では、日本古代の政治史展開における大きな軸であった皇位継承に焦点をあてることによって、改めて古代の天皇や貴族社会をめぐる歴史的・政治的状況の特徴を考えてみます。
 今回は、「皇位継承の古代史」の締めくくりとして、藤原道長で知られる摂関時代の皇位継承のあり方を探ります。外戚の立場を築く御堂(道長)流摂関家と皇位継承の緊張関係について、継承をめぐる争乱・課題や藤原氏内部の争いに焦点をあてながら、たどりたいと思います。(講師・記)

予定
7月20日花山、一条、三条、後一条、後朱雀(ゴスザク)、後冷泉(ゴレイゼイ)

お申し込み
日程
2019/7/20
曜日・時間
土曜 13:30~16:45
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,480円 
持ち物など
<参考図書> 佐藤 信『大学の日本史①古代』山川出版社、2016年。佐藤 信『古代史講義』ちくま新書、筑摩書房、2018年。佐藤 信『日本古代の歴史 古代6 列島の古代』吉川弘文館、2019年。必須ではありません。ご希望の場合は書店でお求め下さい。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。(3/16は11階23号の予定です。)

講師詳細

佐藤 信(サトウ マコト)
1952年東京都生まれ。東京大学大学院国史学博士課程中退。博士(文学)。日本古代史専攻。奈良国立文化財研究所、文化庁、聖心女子大学を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授。2018年人間文化研究機構理事、東京大学名誉教授に。
著書:『大学の日本史①古代』山川出版社、2016年、『古代史講義』ちくま新書、2018年、『日本古代の歴史 古代6 列島の古代』吉川弘文館、2019年など。