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現代数学超入門-方程式と体の理論-
ガロアの理論を目指して
- 教室開催
- 飯高 茂(学習院大学名誉教授)
-方程式と体の理論(ガロアの理論を目指して)-
大学の理学部数学科3年生対象の専門科目で講義されるようなかなり高度な代数学の講義。環の理論と体の理論を展開します。
受講者中心の講義を行い参加者が良く理解できるように内容を工夫し、興味ある事例を必要に応じて追加して行きます。これからもいろいろ工夫して面白くなるよう努めます。(講師・記)
【カリキュラム】
第1回 加群とベクトル空間
第2回 準同型と線形写像
第3回 行列と行列式
第4回 グラスマン代数
第5回 行列式の応用
※講義の予定を書いている今は4月初めです。実際の講義の進捗状態に内容の変更が必要 になり変更されることがあります。
講義内容は詳しくプリントに書きますのでお許し願います。
理解が不十分な箇所は要望に応じて繰り返して説明します。
<テキスト>
必要なプリント類は毎回準備し、提供します。
主に、飯高茂著「体論、これは面白い」 (共立出版)をもとに構成します。
第1回 加群とベクトル空間
第2回 準同型と線形写像
第3回 行列と行列式
第4回 グラスマン代数
第5回 行列式の応用
- 日程
- 2023/7/7, 7/21, 8/4, 8/18, 9/1
- 曜日・時間
- 第1週・第3週 金曜 18:30~20:30
- 回数
- 5回
- 受講料(税込)
- 会員 16,500円
- 設備費(税込)
- 825円
- その他
- ・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
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講師詳細
- 飯高 茂(イイタカ シゲル)
- 1942年千葉県生まれ。学習院大学理学部数学科教授を経て学習院大学名誉教授。「代数幾何学」のリーダーとして世界的に知られる数学者。日本数学会彌永賞、日本学士院賞を受賞、また、元日本数学会理事長(会長)、日本数学教育学会理事など多くの役職を歴任。主な著書は、『群論、これはおもしろい』、『環論、これはおもしろい』、『体論、これはおもしろい』(共立出版)、『パソコンで開く数の不思議世界』(岩波書店)、『数学の研究をはじめようI,II,III,IV,V,Ⅵ,Ⅶ』(現代数学社 2016-22)ほか。