バッハ「ロ短調ミサ曲」
  • 教室開催

  • 角倉 一朗(東京芸術大学名誉教授)
講師詳細

 「マタイ受難曲」と並んでバッハの教会⾳楽の双璧を成すのが「ロ短調ミサ曲」ですが、これら2曲の性格はまったく異なります。第⼀に、受難曲の歌詞が福⾳書の本文を基調しているのに対して、ミサ曲の歌詞は中世以来伝承され、宗教改⾰後はルター派でも用いられていたラテン語の典礼文です。受難曲やカンタータで大きな比重を占めるアリアやレチタティーヴォもミサ曲にありません。さらに、「ロ短調ミサ曲」が何のために作曲されたのか、その目的さえはっきりしません。今回はこの⼤曲の主要な部分を聴きながら、多くの謎に迫ってみましょう。 (講師・記)

この講座は終了しました
日程
2021/9/21
曜日・時間
火曜 10:30~12:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,333円 一般 4,433円
設備費(税込)
165円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

角倉 一朗(スミクラ イチロウ)
1932年東京生まれ。バッハを中心とする西洋音楽史や音楽理論の研究が専門。桐朋学園助教授、東京芸術大学教授、神戸女学院大学特任教授を経て、現在は東京芸術大学名誉教授。著書:『バッハ』(音楽之友社)、『バッハ作品総目録』(白水社)など。訳書:ウェーバー『音楽社会学』(創文社)、ミケルス『図解音楽事典』(白水社)、ダールハウス『音楽史の基礎概念』(白水社)、ピストン『和声法』(音楽之友社)、バートン『バロック音楽 歴史的背景と演奏習慣』(音楽之友社)、キャドウォーラダー/ガニェ『調性音楽のシェンカー分析』(音楽之友社)など。