イングランドのロマネスクを訪ねて
  • 教室開催

  • イングランド-キルペックの教会
  • イングランド-ファウンテンズ・アビーの廃墟
  • 池田 健二(美術史家)
講師詳細

 ロマネスクの大地を訪ねる旅はイングランドへと進みます。そこには長いキリスト教の歴史があり、アングロ・サクソン独自の芸術が開花していました。しかし、1066年のノルマン・コンクェストで状況は一変します。征服者となったノルマンディー公が北フランスの芸術と文化が導入したからです。こうしてイングランドでもロマネスクの時代が始まりますが、ノルマン様式の名で呼ばれるその芸術は、大陸とは異なる個性を育んでゆきます。講座では、イングランドの大地が育んだその芸術を探求し、その美の本質を見極めます。 (講師・記)

<スケジュール> ※スケジュールは変更になる場合がございます。
1.イングランド南部
2.イングランド中・北部

この講座は終了しました
日程
2023/2/17, 3/3
曜日・時間
金曜 10:30~12:15
回数
2回
受講料(税込)
会員 6,600円 一般 8,800円
設備費(税込)
330円
持ち物など
・当日、教室にて資料を配布いたします。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

池田 健二(イケダ ケンジ)
1953年広島県尾道市生まれ。上智大学文学部史学科卒。同大学大学院博士課程修了。 専攻はフランス中世史、中世美術史。91年より毎年『ロマネスクの旅』を企画し全ヨーロッパのロマネスク教会を詳細に調査する。上智大学や茨城キリスト教大学などで長年にわたり歴史や美術史を講義する。訳書に『ヨーロッパ中世社会史事典』(藤原書店)、共訳書に『中世の身体』『中世とは何か』『ヨーロッパの中世-芸術と社会』(藤原書店)、『ロマネスクの図像学』『ゴシックの図像学』(国書刊行会)、著書に『フランス・ロマネスクへの旅』『イタリア・ロマネスクへの旅』『スペイン・ロマネスクへの旅』(中公新書)。