日常生活の思想史
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  • 山本 昭宏(神戸市外国語大学准教授)
講師詳細

 この講座では、戦後日本における「日常生活の思想」を振り返ります。労働・食事・余暇・恋愛など、生活に根ざした体験から、新しい思想が生まれてきました。この講座では、制度的学問とは異なる場所から生まれた戦後日本の文化や思想を、テーマごとに取り上げたいと思います。全三回の予定は以下の通りです。(講師・記)

①10月 〈歩くこと〉の思想史
 人は歩く。歩けない人も、移動はする。ショッピングで、デモで、あるいは目的のない散歩で、人は動き続けている。歩くという行為は、いかに思想を紡いできたのだろう。レベッカ・ソルニット『ウォークス 歩くことの精神史』(左右者、東辻賢治郎訳)を手掛かりに考えます。『ウォークス』は西欧を題材にしていますので、レクチャーでは日本を対象に、〈歩くこと〉の思想史を展開したいと思います。映画のなかの歩く場面や、歩くことを議論した論考を取り上げる予定です。

②11月 〈着ること〉の思想史
 人は服を着る。日常の衣服は、かつては服は家庭内で作るものでしたが、いまではほぼ完全に外で買うものになりました。何をどこで買い、どのように着るか、そこには個人の嗜好だけでなく生活の思想が表れます。洋裁の時代から、古着、DCブランド、ユニクロに至るまで、ファッションの文化史と思想史を辿ります。

③12月 〈書くこと〉の思想史
 書くこともまた、日常的行為だ。鉛筆や万年筆という手書きから、キーボードやスマホでの入力まで、方法は変わっても、私たちはいつも何か言葉を書いています。戦後の「生活綴り方」から、同人誌、ミニコミ、日記にいたるまで、マスコミとは別の場所で、人びとは言葉を紡いできました。人びとによる書くという営為について、思想史的に考察します。

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日程
2022/10/22, 11/26, 12/24
曜日・時間
第4週 土曜 19:00~20:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 11,550円

講師詳細

山本 昭宏(ヤマモト アキヒロ)
1984年生まれ。日本近現代文化史・文化学を研究。著書に『戦後民主主義』(中公新書) 、編著に『近頃なぜか岡本喜八』(みずき書林)などがある。