激動の朝鮮半島に日本はどう向き合うか

  • 木宮 正史(東京大学大学院教授)
講師詳細

 2018年には南北首脳会談、米朝首脳会談の開催によって北朝鮮の非核化が進展するかと期待されたが、2019年に入ると停滞し、現在に至る。ただ、2017年のような危機に回帰したわけではない。また、日韓関係は2018年の徴用工判決に起因した日韓の対立が2019年以降エスカレートしたままで、その解決の糸口が見えない状況にある。さらに、日本と朝鮮半島を取り巻く米中という大国間の緊張が、特にコロナ以後、より一層高まるのではないかと危惧される。日本と南北朝鮮は、それにどのように対応するのかをめぐって難しい選択を迫られる状況である。日本の選択を朝鮮半島への向き合い方を通して考えてみたい。    (講師・記)

<講座スケジュール>
1 10月28日 朝鮮半島の現在:韓国・北朝鮮・南北関係
2 11月25日 米国大統領選挙・米中関係と日本・朝鮮半島
3 12月23日 歴史の中での日韓関係:なぜ歴史問題なのか。

お申し込み
日程
2020/10/28, 11/25, 12/23
曜日・時間
第4週 水曜 13:30~15:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

木宮 正史(キミヤ タダシ)
 1960年浜松生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院法学政治学研究科単位取得退学。韓国高麗大学大学院博士課程修了。博士(政治学)。法政大学法学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科助教授、准教授を経て2010年同教授。2011年~14年東京大学大学院情報学環教授、その間、現代韓国研究センターセンター長を歴任。2015年より再び大学院総合文化研究科教授、韓国学研究センター長を歴任。現在、地域文化研究専攻長。国際政治学・朝鮮半島地域研究を専攻。単著に『韓国 民主化と経済発展のダイナミズム』筑摩書房、『国際政治のなかの韓国現代史』山川出版社、『ナショナリズムから見た韓国・北朝鮮近現代史』講談社など。編著に『日韓関係史 1965‐2015 Ⅰ政治』東京大学出版会、『シリーズ日本の安全保障6 朝鮮半島と東アジア』岩波書店、『歴史としての日韓国交正常化Ⅰ東アジア冷戦編・Ⅱ脱植民地化編』法政大学出版局、『日韓関係の未来を構想する』新幹社などがある。