道元「正法眼蔵」を読む

  • 頼住 光子(東京大学教授)
講師詳細

道元(1200~1253)の主著『正法眼蔵』は、「真正な仏法の眼目を取り集めたもの」という書名からも分かるように、仏法の全体像を明らかにしようとした著作です。それは、日本曹洞宗の根本聖典であると同時に、日本思想史上、屈指の哲学書としても知られています。『正法眼蔵』では、仏道、坐禅、悟り、戒律、嗣法など、仏教や禅に固有のテーマについて叙述されるだけではなくて、自己、存在、世界、時間、言語、行為などをめぐって、哲学的吟味にも十分に耐え得る深い思索が、特異な文体によって展開されます。
本講座においては、なぜそのような特異な文体が必要であったのかも含めて、『正法眼蔵』の思想をできる限り分かりやすく解説します。
今期は「全機」を丁寧に読み解きつつ、道元の思想の核心に迫りたいと思います。
■2013年4月開講。

<テキスト>
『正法眼蔵』しょうぼうげんぞう(二)(道元著、水野弥穂子校訂、岩波文庫)は各自ご用意下さい。上記を標準テキストとしますが、お手持ちのものでも結構です。当センターでは販売しておりませんのでご了承ください。

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2019/7/12, 7/26, 8/9, 9/13, 9/27
曜日・時間
第2・4 金曜 10:00~12:00
回数
5回
受講料(税込)
会員 16,200円 
持ち物など
<テキスト>
『正法眼蔵』(二)(道元著、水野弥穂子校訂、岩波文庫)は各自ご用意下さい。上記を標準テキストとしますが、お手持ちのものでも結構です。当センターでは販売しておりませんのでご了承ください。
その他
・日程にご注意ください。
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

頼住 光子(ヨリズミ ミツコ)
1961年神奈川県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科倫理学専攻博士課程修了。博士(文学)。東京大学大学院教授。倫理学・日本倫理思想史専攻。著書:『道元 自己時間世界はどのように成立するのか』(哲学のエッセンスシリーズ NHK出版)、『日本の仏教思想 原文で読む仏教入門』(北樹出版)、『道元の思想 大乗仏教の真髄を読み解く』(NHKブックス NHK出版)、『比較宗教への途1 人間の文化と宗教』(共著 北樹出版)、『比較宗教への途2 人間の社会と宗教』(共著 北樹出版)、『比較宗教への途3 人間の文化と神秘主義』(共著 北樹出版)など。