プルーストと芸術

  • 和田 惠里(青山学院大学教授)
講師詳細

 プルーストの長編小説『失われた時を求めて』にあらわれる絵画など数多くの芸術作品は小説世界と結びつくことで、小説の内と外をつなぎ、虚構と現実の世界を融合させ、人生における芸術の意味について考えさせます。
 物語の展開と芸術作品を絡ませる、そのような芸術作品の引用の方法自体がプルースト的であり、そこからは芸術に関する独自の思想が明らかになります。英国の美術批評家ジョン・ラスキンの美学が『失われた時を求めて』のなかで、どのような形で活かされているのかという点についても、図版を交えて考察したいと思います。(講師・記)

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注意事項

新型コロナウイルス感染拡大予防のため、日程が変わりました。6/13(土)15:30~17:00休講 →
8/8(土)13:00~14:30補講 時間帯も変わりますのでご注意ください。(5/14付)

日程
2020/8/8
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

和田 惠里(ワダ エリ)
パリ第4大学(ソルボンヌ)にて文学博士号取得。青山学院大学教授。博士論文のテーマはマルセル・プルーストにおけるジョン・ラスキンの影響について。論文に「闇のなかで交差する光のエクリチュール プルーストとシュルレアリスム」(『ユリイカ』青土社)、「ユダヤ性というプリズムが映し出す世界 プルーストとユダヤ問題」(『思想』岩波書店)、「プルーストとトルストイ 露仏同盟から第一次世界大戦へ」(『青山フランス文学論集』青山学院大学フランス文学会)などがある。