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第3回のみ 数学塾
2次体の整数論 エーリッヒ・ヘッケのテキストに沿って
- 教室開催
- 高瀬 正仁(元九州大学教授)
2次体の整数論はガウスの数論における2次形式の理論を泉として生れ、代数的整数論の雛型になりました。平方剰余相互法則、イデアルと概念と素因数分解、類数公式、2次体のゼータ関数などの話題が続きます。円分体の理論との関係もおもしろく、興味は尽きません。ガウスの2次形式論との関係に留意しつつ、ドイツの数学者エーリッヒ・ヘッケの著作『代数的整数論講義』に沿い、概要を紹介します。 (講師・記)
〈スケジュール〉※スケジュールは変更になる場合がございます。
第3回
平方剰余相互法則と2次数体における有理整数の分解法則/ノルム剰余/2次数体のゼータ関数/ガウスの和/2次数体と円分体
お得な全3回通しはこちらから(途中受講可能)
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/ecb6f7c1-9c2f-4392-7af9-6415584c1a35
- 日程
- 2023/9/10
- 曜日・時間
- 日曜 12:30~16:45
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 6,710円 一般 8,910円
- 設備費(税込)
- 165円
- その他
- ・本講座は、開講当日の窓口申し込みを承っておりません。WEBサイトでお手続きいただくか、開講1週間前までにお電話にてご予約のうえ、コンビニエンスストアでのご入金をお願いいたします。
・途中休憩があります。
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
・数学塾は全3回あります。ご希望の回にお申し込みいただけます。必要に応じて前回の復習をしつつ進めますが、連続して受講される方が理解しやすいです。
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講師詳細
- 高瀬 正仁(タカセ マサヒト)
- 1951年、渡良瀬川上流の山村、群馬県勢多郡東村(現在のみどり市東町)に生まれる。数学者、数学史家。専攻は多変数関数論と近代数学史。東京大学を経て九州大学大学院修士課程修了。元九州大学教授。歌誌「風日」同人。著作『評伝岡潔』三部作(「星の章」「花の章」は海鳴社、「虹の章」はみみずく舎)、『高木貞治とその時代』(東京大学出版会)など。訳書『ガウス整数論』(朝倉書店)、『オイラーの無限解析』、『オイラーの解析幾何』(海鳴社)、『ガウスの数学日記』(日本評論社)など。